「宅野」森山大道へのオマージュ②
前回に引き続き、森山大道が少年時代を(短い間だが)過ごした島根県大田市仁摩町宅野での撮影。
島根県は少子高齢化の最先端地域。
特に島根県西部・石見地方は昭和30年と比較すると人口が半分になっているという。
蒙古軍でも攻めてきたかのような人口大減少、これも世の流れ・・・で済ませられているのが現状。
終戦直後の森山少年が遊んでいた頃から比べると人口半分以下となってしまった石見地方ではあるが、往時の面影が少しでも写真に写し取れるであろうか?
アレ・ブレ・ボケ・タマ
漁村特有の細い路地。
石見地方は廻船業や漁業が盛んだった地域なので、民家の入り組んだ迷路のような町は珍しくない。
人影の余韻
瓦
GRの「コンクリートのザラザラ感」描写は特に素晴らしい。
これは森山大道オマージュ写真として、良い出来かなと
やはり白黒でバリバリに決めたい時は、日差しが強烈で真上から降り注ぐ正午前後が最高だと思う。
以上、「宅野」森山大道へのオマージュ②でした。
まだまだ続きます。
スライドショームービーも作ったので、よろしければご覧ください。
サポートいただきましたら、すべてフィルム購入と現像代に使わせていただきます。POTRA高いよね・・・