退屈な光
フィルムカメラを始めてからというもの、光に対して非常に敏感になった。
ISO100とか160とか400しかない、デジタルカメラではありえない状況で、失敗できない(経済的理由)緊張感の中、シャッターを切る。
その光への執着が翻って、デジタルでも色々試したくなった。まあ人間って面白い。
自粛中で退屈すぎて死にそうだったこともあるが、面倒くさがりなので普段まずしない長時間露光で自宅の庭と周辺を撮ってみた。
ただの工事現場、夕闇の中、F22で数十秒。
ただ撮っても面白くないのでモノクロにしてみたら正解だった。
マジックアワー後なので、むしろ全体的に均一な光が薄っすらと乗っている面白い画になった。
同じく工事現場、カメラ内設定でモノクロはコントラストきつめにしているが、同じ手法でこのような感じに。
HDRにしたような光、これ結構楽しいぞ!
さすがに暗くなってきた頃、ツツジさんいかがお過ごしですか?
モノクロが際立つ30秒、ちょっとこれ面白いな。
モノクロで静物を長時間露光というフェティシズムを獲得しました。
草の上に横たわるサザエ。
これはグッと来るぞ!BBQで喰ったサザエの殻をずっと放置していただけとは誰も思うまい。
5月の20時近く、さすがに限界。
初代PSのホラーゲームみたいになった。
そんで遊びが過ぎるとこんなことに!!!!
以上、新しい発見を生んだ「退屈は成功の母」でした。
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