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プラウベルマキナ67作例1ロール全公開

中判カメラをついに買ってしまいまして、そしてやっと作例が公開できるようになりました。

なんせ中判フィルムは現像するだけでも大変。今回はフラッシュさんで現像してもらいました。

送って現像してもらってまた送ってもらうので、1週間かかります。

まあわかってて買ったんですけどね。

さあ、撮れ高を見て・・・ドーパミン噴出、こ、こ、れが中判カメラか!という感じで酔いしれました。今晩の酒はうまいぞ!

プラウベルマキナ67は、6×7なので10枚のみの撮影です。今回は初めての中判フィルムなので、1ロール10枚全公開します。

写真は、フラッシュさんで「4Bベース 157万画素(1024×1536pixel)」でデータ化してもらったものをさらにリサイズしています。

それではどうぞ。※ランニングコストについては後述

フィルムはこちらです。


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はい、ミスった(汗)

レンジファインダーカメラはLeicaM3で慣れているにも関わらず、いきなりピント合わせ忘れてました。


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気を取り直して、F8で撮影。

いやあ、どうですこの緻密さ、立体感、解像度!

心配していた光線漏れもなく、ニッコールのおぞましい解像度で6×7隅々まですんごい写り。

やっぱり単純にフィルムサイズのデカさを感じますね。


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蛇腹カメラなのに、いきなり海に行きました。

う~んこわい。薄曇りでしたが、露出計もちゃんとしてますね。

一応、デジカメでも確認しましたが、ほぼ精度は良さそうです。

変な歪曲なんかもなく、隅々までドンピシャですね。


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う~ん、砂の感じの立体感が自己満足の極地ですよ(笑)

一番奥の風車も空に溶け込みそうですが、しっかり写ってますね。

しかしほぼ歪曲無いのは驚いたな。


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もう半分の5枚目です。

ですがもうお腹いっぱいですね。ちょっとデジタルの高解像度、高画質とはまた違ったベクトルの美しさですね。

印刷した写真を見ても、高解像度感はほぼ同じです。


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海に流れる川を撮りました。

ちょっとズレてますね。やはりレンジファインダーカメラなので、完璧な構図で撮るのはなかなか難しいですね。まあ要修行。

35mmフィルムだと、色が潰れそうな川面もしっかり写し取ってます。


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今度は桜咲く神社へ。

実験的に桜を前ボケ、ピントは御神木に合わせてみました。

曇天、F5.6くらいだったかな。

前ボケはグチャッてますが、ピントが合った部分の葉や竹藪は凄まじい緻密さです。


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続いて室内。

せわしなく動き続けるところが僕そっくりな娘。

『たのむ、これ一枚でものすごく経済を回すだけのエネルギーが込められているんだ、だから動かないでくれ!』と制して撮影した一枚。

親の気迫か、それとも本能的に感じたマネーの臭いで、娘は笑顔のまま止まってくれました。奇跡。

開放F2.8です。ちょっと露出アンダー気味ですが、ピントがしっかり合っていました。髪の毛の艶やお気に入りのプリキュアのパジャマなんか見ると良いですね。

特にボケ、とろけるようなボケってやつですかね。これぞ中判フィルム。

ポートレートでもすこぶる良好です。これ、Hasselbladの中望遠でポートレート撮ったら、ど、ど、どないなるんやろ?


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島根県の名峰「三瓶山」に行きました。

浮布池から撮った三瓶山。

今回の1ロールで一番膝がガクッときた衝撃の一枚。

F16だとこの半端ない写り、画面の隅から隅まで猛烈な解像度。


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これは同じ場所でNikonD750+ Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで撮った一枚、JPEG撮って出しF16です。

レンズがあれですが、この違いどうですか?

これがわかるあなた!ようこそカメラ沼へ(笑)


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最後の10枚目、え?もう終わり?

三瓶山を撮影しました。そしてここからはプラウベルマキナ67の真骨頂、「登山で中判カメラ」です。

ということで、次回は三瓶山登山編!

中判フィルムのランニングコストについて

詳細はこちら。

僕にとってはプライスレスです。

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