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LEICAレンズは親の愛情

「今日はスナップ撮影の日だな」
そう決めたら迷わず、SIGMA fpとLeica Summilux-M 35mm f1.4 2nd

軽量さはもちろん、デザインが素晴らしい。
やはりスナップは肩の力を抜いてやりたいもの、そういう気分の日は割と多い。
そうなると、ストレスフリーでしかも所有感を満たしてくれるというのはけっこう重要だと思う。

快晴の日の公園は、子どもたちの笑い声と動き回る子どもたちをひたすら追い回す親のため息が渦巻く。
我が子の成長は、今まで触れもしなかった遊具への挑戦という形で現れる。
挑戦することは良いことだ。
なんせ、パパはこれでもかとカメラやレンズを買ってはいろいろ挑戦しているのだ。
国産一眼レフは便利だ!しかし、何かが足りない。
LEICAはやっぱり素晴らしい!でもひどい後遺症に苦しむことになった。
懐古趣味ではないフィルムカメラも乙なものだ。でも財布が泣いている。
Foveonは100枚に一枚腰抜かす写真が撮れる。ああ人生だ。
そんな思いに耽けながら、遊具と戯れる我が子をマニュアルレンズで撮る。
しかも、ボカしたい。
我が子の写真のボケ具合こそ、親の愛情のパロメーター。
F値が低ければ低いほど、親の愛が薄っぺらい被写体深度の中に注入されている。
開放で撮ると我が子だけが主役の写真になるのだ。
我が子以外は雑音に過ぎない。
これが絞ってしまうと我が子はその他大勢の子どもたちの中に埋没してしまう。種としての子供になってしまう。
そんなことはできない。
パパは愛ゆえにF1.4のLEICAレンズを買ったのだ。
愛ゆえにマニュアルレンズなのだ。
愛ゆえにLEICAなのだ。
だから母さん、これは愛なのだから許してくれ・・・

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