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岐阜県コロナ対策2week 飲食店自粛 4月17日 12日目 タケノコを下ごしらえをしながら連休を振り返ってみる

私たちノナカデリカは4月6日からお店を長く休ませていただきました。

4月20日(月)からの営業再開に向けて、スタッフ一同は明日から仕込みに入ります。

今日までの振り返りと、今思うことなどをまとめておきたいと思います。

今回の休みを通して思うことは大きく分けて3つあります。

1、お店のスタッフの大切さとそれぞれの強さを知れたこと

2、子育ての大変さ。子供との向き合い方、気持ちの持ち方について

3,コロナに対する私の向き合い方


1、お店のスタッフの大切さとそれぞれの強さを知れたこと

私たちノナカデリカは営業休業中は毎日9時定例のzoomビデオチャットを行って参りました。これは一日も欠かすことなく行えました。内容は自己の目標を設けて、日々挑戦すること。一人一人が違う目標をもって、限られた環境下でも挑戦してくれました。私たちスタッフはほぼこの2週間は外出していません。外出したとしても、食材の買い物や健康維持のためのウォーキングのみで、それぞれの目標に取り組んできました。交流も限られた閉鎖的な環境で、日々の目標をもってルーティンをこなすということはとても難しいことであります。スタッフみんながそんな中で、自己管理ができ、本日まで目標を一つ一つ叶えてきたことへの能力の高さを知りました。そんな彼らが料理を勉強したい、料理を自分の表現力として人を喜ばせたいと思い、ノナカデリカに集まってくれたことに、私はとても嬉しく思います。

正直に申し上げますと、今回の連休は、最近に至るまでのお客様からの期待と応援に対する、私を含めてスタッフ一同コロナ疲れもあり、「ヘロヘロ」状態もあってお店の完全休業を決断致しました。

今後も大切なスタッフ、家族と共に長くお客様に喜んでいただけるよう、スタッフの健康状態を意識しながら、今後の難しい状況の営業活動を行っていきたいと思っております。


2、子育ての大変さ。子供との向き合い方、気持ちの持ち方について

私たちノナカデリカはお客様の大半が女性であり、ご家族のための利用を目的にご来店される方が多いです。(若い方の宅飲みや、パーティーや、企業のミーティング、差し入れなど幅広く利用していただいておりますが、、)最近では、奥様の代わりにご主人が一人で見える方も多いですが、やはり、その際に気にされることは、お子さんや奥様が好みそうか、ご両親などご年配の方でも好まれるかなど、気にされるケースが多いです。

私たちはこういった幅広いお客様が、みんなで楽しめるものを作ることを大切にしております。

今回の連休を通して、私は息子(5月で2歳)と多くの時間を過ごさせいただきました。休業自粛する中で、妻が仕事で家におらず、保育園にも預けず、私と息子の時間が大半でした。この期間の感想は一言では語り尽くせませんが一つ感じていることは、決まったことや、やりたいことは思うようにできないということです。

今回のコロナの影響で在宅ワークも増えていると思いますが、結果が求められる在宅ワークほど、子育てが難しいのでは!?と思うことです。

こういったご時世ですから、食事、風呂、選択、掃除などなど、必要最低限の決まっていることほど、手軽になることが各ご家庭の助けになる時代だとあらためて感じました。

これからもお惣菜販売に関しては、ご家庭のすべての皆様に楽しんでもらえること第一に頑張って参りたいと思います。


3,コロナに対する私の向き合い方

この期間中、コロナのに対する各国の動き、医療現場とそのトップの見解、我が国の対応と現在の状況を私なりに情報を集めて参りました。

これらの情報は今後の私たちの方針に大きく関係してくるであり、いろんな情報が錯綜するなかで自分自身が判断を迷わないように今後もこの事を普段から行いたいと思います。

先日、ある東大の先生が書いた見解を目にして、今後の社会についてとても考えさせられるました。

皆様もこのコロナの収束に関して考えないことはないと思いますが、私もやはりワクチンができるまではこの状況が続くと考えております。

以前は日本や他国の政府がどんな方針になったら、このコロナが完全に収束する、以前のような生活に戻る、そういった認識で行動していました。

今は、数年単位で常にコロナのリスクがある生活をしないといけない、と認識しています。

そんな社会において、私たちが何を喜びとして何をするのか。大きく人生の舵を切る人たちも多くなってくるのではないでしょうか。

私たちノナカデリカはスタッフ一同、料理を通じてまわりの人たちに喜んでいただく、サービスマンであります。

コンビニでは、対面にビニールがはられ、人と人の接触を8割削減することが求められ、会話も減るなかで、私たちができること、大切にしたいこともどんどん限られてまいります。

私たち自身は、不特定多数の方々と日々接して、自身やその周辺、家族を危険にさらす、リスクがある仕事です。

それでも私は、覚悟をもって、

今できること、今自分達が求められていくことに行っていきたいとおもっております。

今回の連休では、私自身この覚悟と、スタッフへの相談とその決意を確認できました。

また、周囲の同業の方々、多くの人と接する業種の方、休むことのできない方、さまざまな現場、立場の方と交流させていただき、みんな戦っているんだと、感じました。

スタッフと家族の状態、情勢に臨機応変に対応しつつ、

今できることを精一杯取り組んでいきたいと思っております。


いつの日かコロナの収束と、より贅沢な感動を届けられる日が来ることを祈って。

2020年 4月17日 松原徹二

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