うつ病のぼくが始めた行商って仕事の話-1.うつ病の症状に出会う
こんな仕事をしてました
まずは、ぼくのうつ病に罹った前職の仕事の紹介から。
ぼくは当時、大企業の端っこに連なるくらいの規模の会社に属していました。IT系といえばIT系。海外の電話システムの構築を大手メーカーから下請けで受けるっていう形態から始まった会社が、ちょっとだけ下請けから自立して通信システムの保守運用を中心とした元請けの仕事もはじめたヨっていうくらいまで。
時間にすると14年間。ぼくはその会社に属していました。
当然のことながらほとんどの社員はエンジニアなんだけど、ぼくだけはITの現場に2年ほどいただけで(といっても事務系)、その後はずっと半年、1年単位で部署を変わりつつ、赤字部門の黒字化や新規事業の立上げ、経営企画として事業計画の立案や、管理部門の合理化やら、社員教育のプログラム開発など、技術職というよりはコンサルタントに近いような仕事を社内で請負ってきました。
コンサルタントと違うのは自分でやるってことで。
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