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同居婚が始まりました|別居婚からの結婚生活開始という形に至った経緯をまとめてみた

2021年4月4日。

前年の7月1日に、トモちゃんと結婚(再婚)しましたが、別居婚からのスタート。それから277日目にして、同居を始める運びとなりました。

ここまでのイキサツを話すと、一様に「独特だね」「珍しい形だね」といったコメントをいただきます。

せっかくなので、このユニークさを垣間見てもらえたらと思い、ここまでの経緯を書かせていただくことにしました。

時系列を振り返る

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まず、ざっくりと時系列で追ってみます。

2020年2月中旬:お付き合い開始
2020年3月2日:婚約
2020年7月1日:結婚(別居婚としてスタート)
2021年4月4日:同居

それぞれのタイミングについて、みていきましょう。

なりそめ

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初めての出会いは2019年7月18日です。

八王子のSpace&という会場で開催された「ふろしきワークショップ」で、互いに参加者として出席したことでした。

僕は講師の方と前々からの知り合いで、日本人として、風呂敷の使い方は一度は学んでおこうと考えていたので、タイミングが合ったその日に伺ったのでした。

トモちゃんのほうは、会場の代表の方と親しくさせてもらっていた中でのご縁で参加したそうです。

ただ、この日は、お互いに無関心。ほとんど言葉も交わすことはなく、Facebookの交換のためのやり取りしかしませんでした。

その後、彼女がコーチングやカウンセリングなどに実は関心があったことを知り、それをきっかけに、僕のイベントに参加してもらったりするようになります。

僕自身、当時はお付き合いしている相手がいましたし、元々、女性と友人として2人で出かけたりすることが普通にあるので、全く意識する要素がありませんでした。

トモちゃんも似たようなものだったそうです。

お付き合いに発展

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きっかけは、あの、しいたけ占いだったのかもしれません。

2020年上半期の占いで、恋愛運について、次のような文言がありました。

この時期のあなたの恋愛運はすごく不思議で、「縁がある人と、休暇を取るタイミングが一緒になりやすい」という現象が起きてくるのです。

僕自身は2020年の年末年始で、それまでお付き合いしていた方と別れることになっていたタイミングでした。

トモちゃんはシフト制の仕事をしているにもかかわらず、何故か僕がイベントを企画すると、ことごとく休みの日に重なって参加できるということが重なりました。

そのあたりで僕自身「まさか?」と意識し始めます。

とは言っても、なんでそれがお付き合いにまで発展したのかは、今でも謎めいた感じがします。人間ワザではない感覚というか。異次元に迷い込んで、戻ってきたら付き合ってた、みたいな笑

婚約

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とは言っても、付き合ってから約半月後には婚約に至るわけですが、この時も、「タイミングが一緒になりやすい」の通りになり、僕の中で「このタイミングで婚約の話をしよう」と思っていたのがドンピシャでできてしまいました。

さて、婚約を決意したのには、主に2つの背景があります。

●きょうだいのような感覚

お付き合いが始まってみて気づくのですが、一番驚いたのは、独特のしっくり感です。凸と凹がピッタリ合うような感覚を随所で覚えました。

特に家族にまつわる体験からくる意味づけの仕方がソックリだったのです。

「この世には、こんな人が存在するのか」

まるで、一緒に育ったきょうだいのような感覚。

特に、僕の場合、感覚的なところで「家族」と思える人が肉親にいないため、その感覚を覚えると、宇宙に存在しないものに出会ったような感覚になるのです。

ちなみに、最初の結婚のときの義理の両親に対しても同じ感覚がありましたので、これで3人目ということになりますね。

●コロナ禍に入ったこと

お付き合いが始まったタイミングは、いわゆる「コロナ禍」が始まった頃でした。

当時は、致死性の程度もわかっておらず、最悪、中世のペストの時のように3〜4人に1人は亡くなるなんてことも有り得ると考えていました。

どちらかが羅漢してしまった場合、隔離されてしまう。相手の側からすれば、ある日突然、連絡が取れなくなるわけです。

なんとかして状況がわかったとしても、家族でもないので、面会すら難しいでしょう。

「そのまま帰らぬ人となってしまうかもしれない。」

最悪を想定すると、こんな内容に思い至りました。

じゃあ、どうしよう?

お互いの家族を巻き込むのが一番だよな。

それなら結婚するのが手っ取り早いな。

とまぁ、こんな背景で婚約を打ち出すのですが、向こうも、経緯は端折りますが、やはり婚約を考えていたタイミングだったのだそうで、拍子抜けするくらいスムーズでした。

スムーズであったとは言え、いや、逆にスムーズだったからこそ、展開の早さに自分たちの気持ちが置いていかれないようにするのが精一杯な期間でした。

結婚

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じゃあ、いつ結婚しようか? という話になります。

これはもう、ほぼインスピレーション。特に根拠はありません。

7月1日が、たまたま彼女の誕生日だったということもあり、ちょうどいい頃合いだったから。それを僕のほうから提案したところ、賛成してもらえたわけです。

もっとも、ここから全てがスムーズに進んだ訳ではなく、何回か、本当にその日で良いのかどうかを話し合いました。

僕個人としては、婚約したことで、一定程度以上の目的は果たせていたので、結婚を急ぐ必要性は下がっていましたし。

結局は、見ての通り、変更されることはありませんでしたが。

そのタイミングで同居するに至らなかったのは、

・トモちゃんに21歳と19歳の子供がおり、まだ暫くは子育てにエネルギーを割く必要がある。
・でも、トモちゃんの家に僕が転がり込むには、十分なスペースが無い。
・かといって引っ越しをする余力はない。
・僕自身、鎌倉にしばらく拠点を置く必要性も同時に感じていた。
・展開が早すぎて、トモちゃんの職場を辞めるためのタイミングがすぐに作れなかった。

こうして、別居婚からのスタートとなったのでした。

このような流れになった背景を分析

結婚後は、少しずつ状況を整え、3月でトモちゃんの仕事も区切りが付き、同居開始となったのでした。

こういうことができた(「なってしまった」という感覚ですけど)のは、今の自分としては、以下のような背景があったからだと考えています。

・再婚同士のため、結婚式などは考えなかった。(コロナ禍という要素も、そこに加わります。)
・お互いに結婚に対する意識が低く、形を整えることを重視しなかった。
・状況のほうが自分たちよりも先に進んでいるような感覚があり、結果として、できることを一つ一つこなしていくしかできなかった。
・コロナ禍のこともあり、結婚の形にだけは早めに作っておきたかった。

最大の葛藤

全体的な流れとして、ことごとくスムーズだった印象を感じられた方も多いかもしれません。でも、全く葛藤が無かったかと言えば、当然、そんなことはありませんでした。

僕の場合、最大の葛藤は、実は婚約を意識し始めたタイミングにありました。

葛藤したのは子供でした。

僕は最初の結婚で子供を作っていません。そこに後悔はありませんが、自分の血の繋がった子供を育ててみたいという願望はありました。自分の血の繋がった赤ん坊を抱くって、どんな体験になるんだろう?

でも、トモちゃんは、もう年齢的に妊娠は難しいですし、仮に妊娠できたとしても、母体のほうが心配になってしまいます。

そんな時、ある女性にそのことを話したら、「男性って、考えること似てるんですね。ウチの夫も同じようなこと言ってたから。」と。そのカップルは、結婚される時点で奥さんが40代後半(旦那さんは一回り下)だったので、やはり出産は諦めざるを得ない状況だったのだそう。

その話を聞かせてもらったら、「男って、そういう生き物なのか」って思えて、それで吹っ切れてしまったんですよね。

まとめ

別居婚から始まった結婚生活が、4月4日から同居婚と変わりました。ここまで至る、お付き合い開始直前からの1年3〜4ヶ月を振り返ってみました。みなさんにとって、どんなふうに映るのでしょうか。関心があります^_^

本文とは関係ないですけど、トモちゃんの子供たちが、僕らの動きに全く抵抗感を抱くことなく、すんなりとここまで歩みを合わせてくれているのも不思議な感じがしています。

次のステップは、その子供たちを八王子から鎌倉に呼び寄せることです。

そのために今、鎌倉周辺で物件を探しています。もし、この記事を読んで感ずるところがあったらサポートもお願いします! 新居の資金とさせていただきます。

お騒がせなテツ&トモをよろしくお願いいたします。

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