愚者

従順な犬です、猫になりたい、

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最近の記事

吐露、

なんだろうな、私は世論が反映されただけのような体だし、空洞、食道みたいな、すり抜けていくものを時たま掴んでアクセサリーにするだけ、すぐに無くしてしまうの、イヤリングとか。だからこれといって信念みたいなものがない。 とりわけコレ!これしない!お前のために死ねるよー!と思ったものは音楽だけなくせに、かつてジャニオタだった頃のストーカー器質っぷりを発動することもできない。知識がない。シンプルに。 やる気がない、怠け者、小心者、つまんない人間だなーといつも思ってる。知識がないことを衝

    • くだらない、

      アタシはペットみたい。人生において。 誰かの帰りを待つ。しっぽを振る。 手のひらで愛されてる時や熱を一身に感じるときにのみ生きてる実感が宿る。それ以外は余興のようなものでしかない。あたし一人で生きていける自信が無い。楽しみとは、やさしさとは、あたしはあたしの哲学の中にいて苦しんでもがいて、あなたのいない日々をどう生きるのかというところから物事を始めていきたいのに。 恋をすると心底ダメになる。 全ての趣味や生きがいが完結してしまう。 いつかを夢みてラブソングを聴く。 恋愛映画を

      • geeks

        一言、吐き出したら止まらなくなって。 吐瀉物のように、制御が効かず溢れ出してしまって。 ふきかかったあなたは少し怪訝そうで、 それでもそれがわたしを嫌う理由にはならないと言うから、悔しかったり安堵した。 一旦撫で下ろした平たい胸を、 いつかあなたにも貸してあげられる日が来るのかな。 もう、生きてる意味が一つだけなんて嫌だから、 探しに行こうと思うよ。 こんな時にも何も言ってくれない1番大切にしたかった人たち。 もう期待はしないよ。 大丈夫。わたしは一人で立ちたい。 よろめいて

        • やっと、呪縛玉がパチンと弾けてあなただけを愛せる自信が膨らんでる。

        吐露、

          いつか離れなきゃいけない日が来るかも、なんてよそ見なんてしてないで目の前の幸せをちゃんと見ろよって顔面掴んで説教してくれ。

          いつか離れなきゃいけない日が来るかも、なんてよそ見なんてしてないで目の前の幸せをちゃんと見ろよって顔面掴んで説教してくれ。

          幼少期に、父や母が私の頬を撫でてくれる手はいつもタバコ臭かったから、あの匂いは嫌いじゃないんです。

          幼少期に、父や母が私の頬を撫でてくれる手はいつもタバコ臭かったから、あの匂いは嫌いじゃないんです。

          日焼け止めの匂いは、 綺麗に清純に生きようとしてきた女の匂いがするので安心する、抱きしめて欲しいと思う。今だけでいいから、

          日焼け止めの匂いは、 綺麗に清純に生きようとしてきた女の匂いがするので安心する、抱きしめて欲しいと思う。今だけでいいから、

          この街には呪縛霊が多すぎる件

          この街の中には 思い出の風貌をした呪縛霊が たくさん住み着いている。 どこもかしこも、何をしていようとも、 それは確かにそこにいる。 留まってて、成仏なんて言葉とは 無縁であるというような表情で 私を見つめている。 私もそれを嫌いになれない。 夜中にソワソワしながら 駆け抜けたコンビニ、 新しくホテルが建ったせいで お月様の片鱗すら 見えなくなった公園のブランコ、 あの人と2人で歩いた通学路、 いつも大人しく眠っている ももちゃんという犬、 神社の境内を潜り、 開かれたお祭り

          この街には呪縛霊が多すぎる件