geeks

一言、吐き出したら止まらなくなって。
吐瀉物のように、制御が効かず溢れ出してしまって。
ふきかかったあなたは少し怪訝そうで、
それでもそれがわたしを嫌う理由にはならないと言うから、悔しかったり安堵した。
一旦撫で下ろした平たい胸を、
いつかあなたにも貸してあげられる日が来るのかな。
もう、生きてる意味が一つだけなんて嫌だから、
探しに行こうと思うよ。
こんな時にも何も言ってくれない1番大切にしたかった人たち。
もう期待はしないよ。
大丈夫。わたしは一人で立ちたい。
よろめいて狼狽えながら、
ぶつぶつ文句でも言いながら歩いてく。

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