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吐露、

なんだろうな、私は世論が反映されただけのような体だし、空洞、食道みたいな、すり抜けていくものを時たま掴んでアクセサリーにするだけ、すぐに無くしてしまうの、イヤリングとか。だからこれといって信念みたいなものがない。
とりわけコレ!これしない!お前のために死ねるよー!と思ったものは音楽だけなくせに、かつてジャニオタだった頃のストーカー器質っぷりを発動することもできない。知識がない。シンプルに。
やる気がない、怠け者、小心者、つまんない人間だなーといつも思ってる。知識がないことを衝動だとか感覚派とか呼んだりしない。だらしないしね。ほんとに、つまんねー、何も考えてない。嫌われることがすごく、なにより怖くて、いつのまにか自分らしさという枠にぎゅうぎゅうと犠牲を詰め込んでいる。世界との境目が曖昧すぎるせいで誰かの心に寄り添いすぎて、泣いたりしてしまう、意味ないのに。案外世界は、私がどんなに必死にどんなに問いかけても叫んでも変わらなかった。妬ましいよ。
何事も自分ごとすぎて勝手に、常に嫌な渦を巻いていたから、もう割り切ってる、あたしはあたしよー、目に触れたくないものは徹底的に排除する、城は自分で守らなきゃ廃れる、無条件に守ってくれる優しい誰かだって、きっといつかは理由を忘れてゾンビになる、怨念になる。そうなる前にどうにかするの、足があるし手もある。あなたの不幸はあたしの不幸じゃないし、私の不幸は私だけのもの、特別なもの、最低でクソ汚い。排水溝に詰まった髪の毛、ピアスのキャッチ。全部私から出たものだった。私はずっと間違えてたから。接し方を間違えてたから、ずっと苦しかった。それが正しいみたい教えてきた先生、道徳、倫理、参考文献、あいつ、あいつあいつ!許さねー!早く滅ぶことを推奨する、世界に。
あんまり望んでないから、永遠なんて!果てを見れるわけじゃないし。
せめて私が果てを見て終わりにしたい。自己都合勘弁。
もうね、誰も信じないー!妬ましいんだよー!お前たちが一!誰だろうね、うーん。何か夢中になれる、心臓が浮くような感覚、0.5秒で思い出せるお前たちが。わたしは今、擬態的なときめき方しかできない。何かを忘れてしまうほど、差し出された情報だけを鵜呑みにしてしまうような迂闊さがない。変な調味料で味付けしないと気が済まない。こんなもんかー、しかしらない。鞭を打たれても気づけないほどに夢中になれる何かが欲しい。脳みそを支配してよ。これは彼氏が欲しいー。彼氏が欲しいよー、っていってる女子中学生と変わらない気がする。今の若い人は若すぎるのに大人になろうとしている。大人になんかならなくていいのに。綺麗なものばっか見てたらつまんないよー、!!!汚さを知らなきゃ、何をもって綺麗だと言えるのー?大人になんてなるもんじゃない絶対に。つまらんことをごにゃごにや叫んでいたらね、喉が終わった。本当に夏風邪って最低。エアコン効きすぎ、適温があるよもっと。外の暑さがぬるま湯みたいで気持ちいなんて。勘違いしちゃうんだから。
いつか火傷する、デロデロの皮膚で恨んでやる、お前のことだよ。

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