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人生ってRPGみたいじゃない?

ドラクエ・FF、やったことある?


RPG、ご存じでしょうか。

今日は「人生ってRPGみたいだな」って思ったことをお話ししてみたいと思います。

RPGは最近そんなに流行ってる感じしないんだけど、私が子どもの時ぐらいが多分一番ブームだったんじゃないかなってに思っていて。

RPGやったことない方、きっといらっしゃるとは思うんですけど。

『ドラゴンクエスト』とか『ファイナルファンタジー』とか。
名前ぐらいなら聞いたことある方多いんじゃないかなって思います。

RPG=ロールプレイングゲームっていうんですが…
『ロールプレイ』って言葉には、疑似体験みたいな、ゲームの中のキャラクターになりきるっていうような意味があるんですよね。

ドラゴンクエストは「ドラクエ」って言うんですけどね。
ドラクエで例えると、主人公になって仲間を連れて、最後の魔王とかをやっつけるためにレベルを上げたり、オーブっていうアイテムを集めたりとか。
コインを集めたりとか、地図集めたり。 

そうやってストーリーを進めていきながら最終的にラスボスを倒すとか、なにかしらの目的があるんですよね。
目的はゲームによって違うんですけど、とにかく目的達成のためにいろんなことを積み上げていくわけなんです。

で、ゲームの中の世界にはカジノとかもあるんですよ。
カジノにハマるとね。カジノの景品にめちゃくちゃ強い武器とかがあるんですけどね。
それが欲しくて延々とカジノにはまっちゃう時期とかもあったりして。

人生ってそういう人、いるじゃないですか。
何か人生の目的を間違えちゃって。

「お金さえあればなんとかなる」っていってお金稼ぎに夢中になったり。

「強い武器さえあれば進める」とか言って、いつの間にか”強い武器”が生きる目的になっちゃってたりする人。

あとは、強い敵に挑むのが怖いから、なんて言ってずーーっとレベル上げばっかりしちゃう人とかね。

強制的に負けなきゃいけないイベントなんかも起こることあるんだけど、そこで勝ちたいって言ってレベル上げ続けちゃう人とかもいて。
それはね、勝てないようにプログラムされてるんですけど、そこで何か知らんけどずっとレベル上げちゃう人とか。

なんか、人生で結構あるよねと思って。
自分が絶対できないものに挑むために延々と力付け続けている人…っていうんですかね。

それと戦うためにレベル上げてもしょうがないんだよ。っていう。

そういう無駄な努力をしてしまうこととか。

あとは攻略本ばっか見てストーリーを全然自分で楽しまない人とかね。
そういう人は自己啓発本とかやたらめったら読んでる人みたいだなって思ったりして。
『正解』を最初から知ろうとしてしまうっていうのか。
本の中に正解を求めてしまう人っていますよね。

実際、私が色々行動して思うのが、ドラクエとかだと町の人にいっぱい話聞いてくと次に進んで行くんですけどね。

会話の中で、ちょっとずつヒントをくれるんですよ。

『隣の山に何とかがいたんだよ』
『何とかが持ってる角があると、あの人の病気を治せるんだよ』

みたいな感じで。
そうやって情報を集めていくことによって、山に行かなきゃいけないことがわかる。

そして、そのモンスターをやっつけなきゃいけない、とか。

そうやって情報がだんだん手に入って、進んでいくんですけど。
現実世界も結構そうで、やりたいことある時に色んな人に色んな話を聞いていくと、その小さな目的を達成するための情報って絶対集まってくるんですよね。

それで集まってきた情報に向かって進んでいって。
集めた情報に従っていくと、目的達成したりしていけるんですよね。

最初のスタート地点から出ないでね、町の中で平和に過ごしててもいいわけです。今の日常を壊したくないって言って、ずっと外に出ないとか。

でも、外に出ないとすごいアイテムも手に入らないし、仲間も増えないし、新しい呪文を覚えることもできないわけですよね。

『あの人呪文覚えててかっこいいなあ』とか
『何であの人あんなにいいアイテム持ってんだろう。ずるいな』
…って言ってる人に限って”お前町から出てねえだろ”っていう。
そういう人、いるじゃないですか?

なんかそういう感じがするなーと思って。

で、ドラゴンクエストの主人公なんですけど。

私は5ぐらいまでしか真面目にやってなくて、それ以降やってないので、10とか11とか今あんのかな?なんかその辺はわかんないんですけど。

『勇者』っていうのが主人公なんですよね。
他のキャラクターには踊り子とか僧侶とか戦士とかって職業名ついてるんだけど、主人公は『勇者』なんです。 
勇敢な者って書いて、勇者。

職業じゃないですよね。
でも、”勇気ある人だけが物語の主人公になれる”っていう設定、ドラクエってめちゃくちゃ熱いな!って。最近、思い出したように夫がドラクエ5をやってるのを見て思ったんですよ。

5の主人公は勇者ではないんですけど。主人公は魔物使いっていう職業なんだけど、息子が勇者なんですよね。
選ばれた血筋のものが生まれてくるみたいな感じで。

選ばれた血筋の人が、世界を平和に導いていくわけなんです。

とにかくそうやって、行動して、敵と戦って、立ち向かっていく。
そういう人間が主人公になってる。
その『RPG』っていうゲームが、ほんと人生みたいで面白いなって思ったのと。

あともう1つ。
さっき例えに出した『ファイナルファンタジー』っていうRPG。
私、5が一番やり込めて好きなんですけどね。

5は職業がものすごいたくさんあるんですよ。
で、なんかある程度レベル上がってくると、好きな職業を選んで自分でジョブチェンジっていうのができるんですよね。

学者になったり、白魔道士になったり、いろんな職業をやれるんですよ。

で、その職業になった状態でレベルを稼ぐと、職業を1つ1つマスターしたりしていけるんですよね。
そうやっていろんな職業をマスターしていく中で、最終的に何が一番最強かっていう話になってくるんですけど。実はね。

何も職がついていない、本当に無職っていう「すっぴん」って状態が一番最初にあるんですけど。

全てのジョブをマスターすると、すっぴんのパラメータが最強になるんです。これもなんか深いなって私は思って。

なんか今日すごい熱く語ってますね笑。

だって。すっぴんが最強になるって。

自分らしさみたいなものが、いろんな経験をして、いろんなものをマスターしていく中で「自分」っていうそのものが最強になるっていう設定ですよ。

このファイナルファンタジーの5はそういう設定なんですけど
『いろんな職業をマスターしないと自分をマスターできない』っていう、これ、人生そのものじゃんって思って。

私ね、今の40代とか…30代後半から50代ぐらいまでなのかな?
このRPGが大ブームに当たった年代っていうのがその辺にあると思うんですけど、そういう世代にこのブームが当たってるっていうのが何かを示唆してるんじゃないかなって、私は感じたんですよね。 

人生の、1つ1つの小さなスライム1匹をやっつけるような、そういう小さな小さな経験の積み重ねが、最終的なラスボスをやっつける経験につながっていくのかなって。

私が、うまくいかなくて、鬱になって落ち込んだ時とか。
どうにもならなくなってもがいてたあの時期も、なんか1つのそういうイベントが発生してたんじゃないか、と。

でも、そのイベントをクリアしたことによって、手に入れたものとか、呪文みたいなものも、もしかしてあったのかもしれない。

そうやって一つ一つ乗り越えて手に入れたものを積み重ねながら、ラスボスに向かってくんじゃないかなっていう風に思ったんですよね。

そのゲームが流行った世代が我々っていうのが、新しい世界を作っていく世代だから、このゲームが流行ったんじゃないかなっていう風に今度は思いまして。

今回の話、二部作で続きは次回お話するつもりなんですけども。

私の世代ではRPGが流行ったんですよ。
RPGっていうのは、時代を作る主人公を育てていくゲームですよね。

それをシュミレーションで体験しておくゲームだと思うんだけど、今の世代にはRPGが全然ハマらないんですよね。
それは何でかって言うと…RPGって、ストーリーの筋が決まってんですよね、だいたい。 

フリーシナリオシステムのもあるけど、それでも大きな筋は決まってる。

今の時代って、どんどんどんどん自由になってってるでしょ?

そんな、どんどんどんどん自由になってってる今の時代、どんなゲームが流行ってるか?って言ったら、マイクラみたいな。
何をするにも本当に自由で、何も決まってないゲームなんですね。

そのことについてはまた次回続きをお話ししたいなと思って。

まずは前半部分のですね。

40代ぐらいが時代の土台を作る世代だと思うんですけど、現代は、土台を作る世代にRPGっていうゲームが流行っていて、それをみんな経験してきているっていうことをまずちょっとお話ししてみたかった。

次回は、現代流行ってるゲームの傾向と、私が考える意味についてお話してみたいと思います。


この話を音声で聞きたい方はこちらから


追記部分

 
夫はドラクエ5をやっていますが、今、私は「クロノ・トリガー」をやっております。スーパーファミコンとソフトを中古で買ったんだけど十分すぎるほど遊べる。名作は時代を経ても名作。

そしてこの収録を終えて数日たったあとにゲーム内のキャラが言われたセリフがまさに、で。見てこのセリフ。



”君たちは結果のために行動するんじゃないだろ?
行動するから結果がついてくるんだよ”

現代で、自己啓発本に嫌ってほど書かれている言葉。
それを、このキャラクターに自己投影しながら子どものうちに、自然に自分の中に取り入れていけるように出来ていたRPG。

いやいや深い。

っていうかクロノ・トリガーってゲーム。
未来が滅亡してしまうことを知った主人公が、滅亡する未来を変えるために過去の出来事を少しずつ動かしていくストーリーなんですよね。

原始時代、中世時代、現代、未来を何度も行き来して、滅亡する予定の未来を少しずつ変えていくんですけどね。

何か今、自分が色々学んでいることとか考えているものに妙にリンクしてきて面白いのなんの。
沢山の人々が重ねてきた過去から学び、過去の経験を活かして現代を変えていくことで未来が変わる。

誰かの記憶がこの主人公たちを色んな時代に連れて行っている、という話で、じゃあその”誰か”は誰なのか?
それはまだ進めてないのでわかんないけど、多分『星』そのものの意志だという物語ではないかって思ってます。今、地球は過渡期ですからね。

スピリチュアル系の人なんかは「新しい地球」が来年あたりから出来上がるみたいな事をよく言っているけど、このゲーム、何年後かの地球を予見してるかのような内容で凄いし、このタイミングで私がまたこのゲームやってるのも凄いなぁと思ってる。

現在は過去と繋がっているんですよね。
過去の過ちを振り返り、今に活かし、未来をより良いものにしていく。
滅びる未来か、明るい未来か。

どちらを選ぶかは、自分自身の行動次第。
行動するから結果がついてくる。本当にそう。

昔ハマって多分2回ぐらいクリアしてるのに全然どんなエンディングだったかも覚えてなくて、どういう結末が待っているのかワクワクしながら日々少しずつストーリーを進めております。

後編の音声


後編もそのうち文字起こしするつもりではあるけど、音声版は結構前に収録しているのでこちらから聴けます。

マイクラやどうぶつの森、そして音ゲーが流行る現代。子どもたちはゲームから何を得るのかって話。


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