「作業療法」こんなふうに説明してるよ

こんばんは。
精神科訪問看護で作業療法士として働く葛岡哲(くずおか さとし)と申します。

みなさん作業療法って聞いたことありますか?
(#多分国民の多くが聞いたことない)
(#頑張ります)

OTの方でもうまく説明できないと感じる人多いんじゃないかと思います。
(#OT?)

今日は、友達や患者さんにこんな風に作業療法を説明してるよという内容を記します。

ちなみに作業療法は英語でOccupational Therapyと言うので頭文字をとって「OT」と呼ばれることも多いです。ここでも、OT=作業療法だと思ってください。
(#OT!)

こう説明してるよと言っても、実際はケースバイケースなので、一例程度に聞いてもらえたら幸いです。それでは。

①患者さんの場合
「OTでは、○○さんのやりたいことや、やらなきゃいけないこと、これからも続けたいことなどをできるようにするために、必要なことを一緒に取り組みます。今後やりたいことや、やらないといけないことなどありますか?」

この後に患者さんから表出があれば、挙がった活動(=作業)について、5W1Hを意識しながら深めていく感じです。
(#この深める技術はとても重要)

②友達の場合
「その人にとって大切なことや必要なことを実現するためのリハビリをするんだよね。例えば、主婦の方だと家族のために料理したりとか、サラリーマンの方は仕事に行くことだったり、趣味を楽しむことが大切なこともあるし」

「リハビリっていうのは単に身体を動かすとかだけじゃないんだ。精神科だとコミュニケーションが苦手な方もいるから、その練習をすることも多い。一緒に料理したり、傾聴したり、物作りしたり、アルバイトを探したりもしたことある」

だいたい、ふーんって感じの反応ですが(笑)、その後に「何でもやるんだね」と言われることが多いかもです。

とは言え、これで導入が問題なく済むのはだいぶスムーズだと思います。

なので、患者さん相手であれば、単に趣味から話を広げることもあるし、困り事から話を広げることもあるし、その人が自宅やOT室で取り組んでいることから話を広げることもあります。
まず僕自身を知ってもらうことから始めることもあります。
これらの時も5W1Hを頭の中で意識しながら話をしていきます。
(#意識することとても重要)

ちなみに日本作業療法士協会のホームページにある定義がこちら。
(https://www.jaot.or.jp/about/definition/)

書籍だと、斎藤さわ子さんの「作業療法士になろう!」や吉川ひろみさんの「作業って何だろう」が分かりやすくて好きです。
https://www.amazon.co.jp/
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まだまだ僕自身、説明下手だなぁと思うことが多いので、ぜひ、
こう説明してるよ! OTってこんなイメージ。 ここら辺がよくわかんない というのがあれば教えて下さい!

また別の時に、説明した後、面接はこんなふうにしてるよというお話もできるといいなと思います。
OTはもちろん、一般の方、当事者の方、他職種の方にも見てもらえることを目指しますね。
今後とも宜しくお願いいたします!

#精神科 #作業療法 #OT #訪問看護

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