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【ハンドメイド作家の悩み】 変わり映えしない商品写真をなんとかするために。

いつも頭を悩ませているのが写真のワンパターン化。自宅で撮影しているとどうしてもバリエーションが増やせなくて、気づけば似たような写真ばかり量産してしまう…。

今日は、そんな悩みを解消しようと試みたお話しをしますね。


撮影には「プロダクトカット」と「イメージカット」の2種類があるのだけど、悩んでいるのは主にイメージカットのほう。

プロダクトカット - 商品の情報を正しく伝えることを目的とした写真

プロダクトカットというのは、「商品の情報を正確に伝えること」目的とした写真です。たとえば商品の形や色、質感を正確に捉えるために、撮り方をしっかり決めて統一感を出すもの。

グレーをベースに撮影してます

イメージカット - 商品の魅力やブランドの世界観を表現することを目的した写真

一方でイメージカットは、「商品の魅力やブランドの世界観を伝えること」が目的です。日常の中でどのように使われるか、使うシーンが目に浮かぶような写真が理想。悩んでいるのはこちらのイメージカットです…。

日常で使ってほしいという想いを込めて

自宅撮影だと、どうしてもバリエーションに限界が出てきてしまいます。構図を変えたり、小物を工夫したりしても結局どこかで似たような雰囲気に落ち着いてしまう…。

そんなときにふと思いついたのが、「雑誌からインスピレーションを受ける」というアイデアでした。

どの雑誌も、ちゃんと世界観をもっている

たとえばファッション雑誌なら、明確にターゲットが定められていて、写真の一枚一枚が雑誌の世界観を表している。そして写真のバリエーションが豊富だから、ハンドメイド作家にとってすごく参考になります。

自分のブランドに近い雑誌があれば、それを徹底的に参考にしてしまえばいい。写真だけでなく、使われている言葉のトーンまで学べるのが嬉しいところです。

まずは色々な雑誌を見ることが大事

雑誌と言ってもファッションだけじゃなく、ライフスタイルやアート系の雑誌など、幅広く参考にできるはず。

そこで本屋さんに足を運ぶのも良いけど、私が気に入っているのは「雑誌のサブスクリプションサービス」に登録すること。たとえばdマガジンや楽天マガジン。月々たった580円でさまざまな雑誌を楽しめるので、かなりお得です!

写真の雰囲気が変わった

実際、雑誌を参考にして写真の雰囲気を変えてみたところ、だいぶ印象が違ってきました。

妻のハンドメイドブランドは「日常でこそ使ってほしい」という思いが根底にあります。そこで、ナチュラルで上質な暮らしをテーマにした『kiitos.』という雑誌を参考にしてみることに。

『kiitos.』 vol.030

kiitos.に載っている写真はどれも自然体で、シンプルだけど品がある。そんな雰囲気を意識しながらアクセサリーを撮影してみました。その結果、これまでとは違う新鮮な写真が撮れた気がします。


こちらがその写真たち。
すべて自宅で撮影したものだけど、小物の使い方やシチュエーションの幅が広がり、以前とは少し違った雰囲気になりました。(雑誌のクオリティには及びませんが…)

もし私達のように写真のバリエーションに悩んでいる作家さんがいらっしゃったら、ぜひ雑誌からインスピレーションを得る方法を試してみてください。新しい視点がきっと得られるかも。

もしよければ、妻のブランドを見てもらえると嬉しいです😉


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