市民に関する走り書き

①古代ギリシアの「市民」とは、奴隷の所有者
②奴隷の所有者とは、労働(manual labor)から解放されて自由な人
③手仕事から解放された自由な人は、経済活動としては、今でいふ投資と起業による資産運用を行ふ

④市民は自由な人。この「自由」を近代では、動物性・身体性に支配されないこととした。つまり、理性を持つ人が「自由人」
⑤自由人は、市民である

⑥市民は、政体としては、民主制を求める。
⑦王様や哲人などといった権威ある人の指図を受ける必要が無いから、神も天も、君主制も共和制も要らない。市民だけで完結できる。

⑧市民の信仰があるとすれば、理性が神だ。そして、その神とは市民自身のことである。

⑨民主制は、理性を搭載した「自由人」である・市民が政治に責任を持つことによって成り立つ
⑩「自由人」は、「~から自由な人」
 つまり、私的な利益、地域や小集団の利権といったもの「からも自由である」。

⑪「自由人」である市民が行ふ民主制には、不正や腐敗は一切ない。
⑫なぜなら、市民である「自由人」は、理性に従って行動する自由を獲得してゐるからだ。

この世に、市民がゐれは、民主主義は成り立つってことかな?

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