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健康でいることの義務

基本的にのんびりとしたことを書き続けているけど、たまには真面目な話も。と言ってもそんなに堅苦しくはないと思います。もし良ければご一読を。

このご時世、色々と思うことはあるけれど、自分自身ができることを精一杯やるのみ。それしかないし、それ以上も以下もない。

って昨今のゴチャゴチャの話をしたくてこれを書いているわけではない。

何をって、健康ですよ。

健康。

当たり前のようで当たり前ではないこの状態。

よく失ってわかる、と表現されるけど、実際に病気や怪我をしないと健康であることのありがたみはなかなか感じにくいのが実情だと思う。

現在私は42歳。若いとは言えないけれど、年配と言われる年齢でもない。もちろんこの年代でも病に伏している人もいるし、亡くなった方々もおられるが(どの世代でもそうだけれど)、一般的には生産世代とも呼ばれる、いわゆるバリバリに働く世代である。

話は飛ぶが、私のことを個人的に知っている方々にとってはにわかには信じがたい事かも知れないけれど、ここ半年ほど、私はアルコールを口にしていない。妻の妊娠を機にキッパリと、ではないけれど、それが大きな理由になったのは間違いない。

そうしたきっかけ、それは健康でいたいからだ。

今となっては自身でも信じられないくらいの期間、お酒を口にしていない。かと言って完全にヤメたか、と言われるとそんなつもりはない。妻の実家にお邪魔したり、自身の実家に帰ったりする時や、何か「コレ!」という機会がある時には飲もうと思う。そう考えると次に口にするのは6月だな。

そしてお酒をヤメて気がついたことがある。

1. 昼間眠くなることがほとんど無い。アルコールを分解する為に寝ている時間に体がきちんと休まっていなかったのがよくわかる。

2. 筋肉が付いた。トレーニングしているのにアルコール摂取はダメだ、ということを身を以て体感している。

3. 体調がすこぶる良い。上記2つをまとめたような感じ。飲んでいた頃の体調が普通だと思っていたけれど、飲まなくなった今、その時の体調は不調だったのだな、ということを感じる。もちろん風邪も引かなくなった。花粉症の症状も今年は軽い。

4. 夜良く眠ることができる。身重の妻には申し訳ないくらい良く眠れる。夜中に起きることは非常に稀である。(もちろん子どもが生まれたらそうもいかないけれど)

この他にも細かいことを挙げればキリがないし、身体に関してのこと以外にも出費が減ったなどもあるが、これらに関してはここでは割愛することにする。

とまぁ、断酒・禁酒はあれこれと良いトコ尽くめな気もするが、それでもやはりたまに飲みたくなる。そんな時はその「特別な日」を思い浮かべてノンアルを飲むことにする。


話は変わるが、私の父が他界したのは2006年3月のことだった。私がまだ20代後半で(私にも20代はあった。もちろん30代も。笑)アメリカで生活していた頃だったのは以前の記事で触れたけれど、今考えてみると生前の父の飲酒習慣は決して褒められたものではなかった。特に定年退職してからの飲酒量はかなり多かったと聞く。こういう言い方は良くないけれど、それによってその時期(あまりその言葉を使いたくないのでこういう言い方をします)を早めてしまったのかも知れない。父が他界したのは彼が62歳の時だった。病気が分かってからわずか数ヶ月、あまりに急な旅立ちだった。

まさに大黒柱だった父の旅立ちに際しては、当たり前だが私たち家族にこれまでにない大きな衝撃を与えたが、同時に私の中では「なんで今なの?」という怒りとは言い切れないが、なんとも言い得ない感情があった。事実、母と老後二人でやりたいと言っていたことは何も出来ず、一番応援してくれていたはずの私のアメリカ留学の卒業式に来ることができなかったし、姉の結婚も、初孫も、私の帰国も結婚も、そして産まれ来る私の子どもにも会えずに旅立っていった。


先ほど触れたけれど、現在の私の年齢は42歳。

仮に62歳で旅立つとなると、私に残された時間はわずか20年しかない。

私が62歳になるその頃には6月に産まれる子どもが大学生だろうか。どこの大学かな。日本かな。海外に行っているかもな。

そしてその先を見ずに旅立つわけには行かない。冗談じゃない。何よりその後、妻を何十年も独りで生活させるのはあまりにツライ。(すぐ再婚するかもよ、と横で言っているけど。笑)


独身だった時、そして結婚してすぐはあまり自身の健康について、今ほど気にしていなかったような気がする。当時は当時なりに気をつけてはいたけれど、どこかで「自身の健康は自分のため」というマインドがあったのかもしれない。

自身の健康は自分だけの為のものではないのだ。

自身が健康でいることは、自分、そして自分を思ってくれている人の為なのだ。自分自身、そして誰よりも家族のために健康で長生きをする義務、責任があるのだ。そしてもちろんこういう仕事をしている上で健康であることは非常に重要である。お客さんたちの為にも健康でいなければならない。私は彼ら、彼女らに健康を提供しているのだから。というか健康でない人に運動指導されたくないでしょ?

私の当面の目標は80/20ならぬ、80/80。

流行らないかなぁ、と思ってかなり前にハッシュタグつけてあげてみたけど、自身の影響力のなさに細波も起こさなかったけど、80/80とは80歳で80キロのスクワット&ベンチ&デッドリフト。目指せこっちのエイジシュート。

今のところ問題なし。ゴルフもエイジシュート、、こっちは今のところ達成は100パー無理やな。苦笑

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