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父親になる

このブログは基本的にはジム運営のあれやこれやを書くものですが、個人的なことも書いちゃおうと思います。

昭和生まれの私ですが、42歳でようやく父親になります。

私自身が生まれたのは、父が34歳の頃。そう考えると私は、色々と本当に随分と遠回りしたんだな。

結婚願望は割と昔からありました。気がついたら40過ぎるまで独身だったけれど、結婚、家族に対する想いは強かったように思う。そんな想いを知ってか、まだまだキャリアを積んでいきたい年齢の妻だけれど、結婚当初から協力的でした。その過程で本当に色々と知らなかったなぁ、と思うことも多くあった。身体のことを勉強していたはずなのに、本当に知っておくべきことを多く知らなかったように思う。

増えていく知識量、今月こそは、、という想いに反して、入籍後1年間子供はできなかった。毎月もしかしたら、、という期待の中、12ヶ月にわたって定期的にやってくる月のものに対する感情は、もし今月もダメだったら本格的に治療を始めよう、と二人で決断していた。

もっと長いこと、多くのお金を使って不妊治療を行なっているご夫婦にとっては私たちが経た時間や労力などは大したことない、と言われるだろうけれど、周りではポンポンと(少なくともそのように見える)子どもができていく姿を見ると、決してそんなことはないけれど、これだけ頑張って出来ない私たちは何かヒトとして欠陥があるのではないかと思ったほどで、それを12ヶ月間繰り返すのは、正直しんどかった。

そんな中、その吉報が入ったのは奇しくも入籍1年記念日の直前。

待望の2本線(陽性のサイン)と説明書を何度も見返して、写真を撮って涙ぐんで躍り狂っている私は、妻から見て相当奇妙な光景だったことだろう。

ただそれくらい嬉しかった。

世の中には子育てを「手伝う」と表現する男性も多く、イクメン(子育てに協力的な夫)という言葉もある。ただ私は今、妻が経ている過程を見ていて、そういう感情になるのは理解に苦しむなぁ。子育てに協力的も何も、、、子どもは母親だけが支えるものじゃないよ!まぁ、この辺の話はまた今度。

そして42歳、今更かよ!と思われるかもしれないけれど、家族を持つ、という意味をようやく理解したように感じている。私と妻、そしてリトル氏と今後築いていくそれは、そりゃぁそれなりに色々とあるだろうけれど、お互いがお互いを支え合うことができる家族になると思います。

長生きしないとだな。

#妻は妊娠中 #つわり

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