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開業準備篇 (1) 会社登記

このシリーズ、タイトルが長いのでシンプルにしました。

物件が決まるまでの開業前篇(全4話・第一弾)はこちらから。

さて、物件は決まった。家賃の発生日は会社の設立(登記)日に。

ちなみにその日にした理由は、、11日って色々あった日。その色々とはもちろん3月11日と9月11日。もちろん過去、4月11日にも悲しい事故・事件はたくさんあったとは思うけれど、この11日は良い日にできると良いな、という思いで4月11日に会社設立日としました。大安吉日だとか、一粒万倍日だとかは全く気にならなかったな。何度も言うけど、それどころじゃなかったし。

そしていきなり株式会社にした理由。

特になし。

一般的には個人事業主として活動開始して、ある程度色々と見えてきてから法人化するのが流れらしいけど、こちとら経営のイロハなんぞ全く知らないズブの素人。なんとなく会社にした方が、その後の活動に色々と楽になるんじゃないかなぁ、と思って何も深く考えることなく、ここも相変わらず適当&どうにかなるだろう精神で会社にしてみた。と言う訳で肩書きだけは株式会社の代表取締役に就任。数日前までは無職&宿無しの危機だったけど、いきなり社長ですよ。肩書きだけは。社員は1人、もちろん私だけ。苦笑

これに関しては未だに早まったかな、、と思わなくもないけど、ウジャウジャ今更言ってもしょうがないので、これでオッケーとします。

ちなみに現在のジムの屋号は「The "A+" Personal Training」ですが、会社の名前は株式会社GATES Alpha(ゲイツ アルファ)。

ジムの屋号に関してはまた後述するとして、会社の名前に関しては私が好きなことの頭文字 (Golf / Athletic Training / Entertainment / Sports) を羅列、そして多くの方々が気軽に出入り出来るGATESでありたい、でもって「アルファ」は最初というイメージで付けました。未だに全然浸透してないけど、一応そういう思いで会社名を付けたのよ。これに関してももうちょい分かり易いやつにしても良かったかも、、と思わなくはないけど、まぁ問題ないっしょ。

そういえば思い出したけど、会社設立にあたって必要なのは資本金。1円起業なんてのも可能だけれど、大体300万円くらいを資本金とするケースが多いらしい。調べてもらえたら分かるので、ここでは私がかき集めて用意した資本金の額は言わないけど、開業当初はその額が通帳に入っていた。そしてその用意した資本金を元に必要な物を買ったり支払ったりする。

物件の手付金や何やらを払って、通帳からはどんどんその額が減っていく。あー、ナーバス。だがそんな事も言ってられない。これから頑張って増やすぜ。

そしてとある士業の方から電話。登記にあたって通帳の中のコピーが必要らしい。ふむ、なんてことはない、朝メシ前だ。がしかし、大問題が発生。

その資本金をその額、入金した記録が必要らしい。

ん?どういうこと?

つまり例えば資本金を300万円にしたとする。その場合はきっちり300万円を振り込んだ記録が必要なのだ。その通帳に1000万円入っていたとしても関係ない。とにかくきっちり300万円(資本金の額)を振り込む作業が必要なのだ。

知ってた?私は知らなかった。

確かに資本金として決めた額は通帳に入っていた。しかしもうすでに物件の家賃&前家賃、保証金などを支払ったことにより、その額はとうに割っている。そして上記の作業をしようにも差額はあまりに大きく、誰かに気軽にお願いすることが出来る額でもない。

4月11日の登記に暗雲が立ち込めてきた。

そこで無茶苦茶なお願いではあるが、その士業の方にその差額を借りることをお願いした。もちろんその場で返済するという形で。その無知ぶりをあまりに不憫に思ってくれたのか、快諾していただき

借りる→一旦引き出す→そのまま振り込む→借りた額を返済→記帳

という私にとってはなんとも意味のわからない作業を行い、色々な書類にハンコ押しまくって無事に登記完了。

お役所ってのは、、、よく分からない。その非効率ぶりには未だに苦しめられております。

そんな訳で写真は登記が完了し、無事に会社としてスタートを切ったその日の写真。このバタバタぶり、この先を暗示するような幕開けでした。

続く

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