読みたい論文がすぐ見つかるAIサービスを見つけたのでご紹介


今回紹介させていただくサービスは論文検索・分析サービスの「Amanogawa」です。

大学生が研究やレポート、卒論の際に論文を引用したり、ヘルスケア領域でのビジネスを考えているビジネスマンがファクトを集めるために論文を調べたりすることが多々あるかと思います。



「Amanogawa」は増え続ける情報に伴って知識をアップデートさせ続けなければならない研究者たちの情報収集効率を上げるために生まれたサービスです。



「Amanogawa」は膨大な文献情報から検索したい情報を一瞬にして抽出・分類し、位置情報として表示します。調べたい単語や文章、仮説を入力すると、それらに関連する論文が位置情報としてマップ状にプロットされるため、論文情報を視覚的かつ網羅的に把握できます。また、各製薬企業がこれまでに蓄積してきたデータを読み込ませることで、各企業独自のマップのカスタマイズも可能であり、拡張性の高いソフトウェアとなっています。

Amanogawaに入っている論文情報は2週間ごとに更新されるため、最新の情報をキャッチアップすることが可能です。また、従来の手法だと4000万本近い論文から関連性や欲しい情報を検索する必要があったため、検索テクニックが必要であり、それにより研究の仮説を構築してから情報を集め、承認が下りるまで3~4週間かかりました。しかし、このサービスを使うことで事前のデータ整備が進んでいれば非常に短時間で情報を集めることが出来ます。

このサービスによってヘルスケア領域などの起業家が助かるのはもちろんのこと、研究者がより多くの情報に効率的に触れることで、研究がさらに躍進し、地球全体のためになるような研究がさらに加速していけばいいなと思います。

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