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歴史が長いとされているメタバースプロジェクト「Decentraland(ディセントランド)」について調べてきた

Decentralandは、歴史が長いとされるメタバース構想のブロックチェーンプロジェクトです。イーサリアムブロックチェーンをメインとして開発されています。



そんな歴史が長いとされている「Decentraland(ディセントランド)」がどのようなプロジェクトなのかについて調べてきました。開発を行っているのはカリフォルニアを拠点とする非営利団体「Decentraland Foundation」であり、世界中の投資家や企業から支援を受けて開発を進めています。

実際にどういうサービスかというと、Decentraland内で展開される仮想空間内でのゲームがプレイ可能であったり、システム内に創造されている施設でユーザーとして利用ができます。



従来のメタバースプロジェクトと圧倒的に異なる部分とは、Decentralandを動かす上で主体となっているのが運営(すなわち、当該を所有している企業)ではなく、「DAO(分散型自立組織)」であることです。
ユーザーがDecentraland上でLANDを購入し、その中でユーザー体験を繰り広げるというシステムによりそれらが成立しています。この仕組み自体は「The Sandbox(SAND)」に近いものを感じますが、より本格的に多額の費用と歴史を誇っているという面でDecentralandは信用が厚いとも考えられます。

数多くのメタバースプロジェクトの現状は構想段階であり、実際にそのメタバースを体験できるプロジェクトの数は非常に限られています。そんな中、Decentralandは特筆してメタバース開発が進んでおり、既にBETA版のメタバースにアクセスすることも可能です。

また、Decentralandの特徴として他に挙げられるものはクリエイター機能が充実していることもあるでしょう。Decentraland上のデジタルアイテムやゲームは、専用のエディターやSDK(Software Development Kitの略で、日本語でソフトウェア開発キットの意)を用いることでゲーム開発経験のない人でも簡単に作成することができます。



Decentralandの将来性が期待されている点として、有名企業がプロジェクトに参加したり投資したりしているという点です。例えばコカ・コーラ社とはコラボNFTの配信が実施されており、非常に注目されました。他にもアメリカの投資銀行であるJPモルガンは、Decentralandメタバース上に正式な事務所としてオニキス・ラウンジ(Onyx Lounge)という名前のラウンジを立ち上げました。

他にも沢山の有名企業が参加し、これからのプロジェクトにも注目が集まる今サービスがこれからどうなっていくのか今から非常に楽しみです。



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