めがねがねめがね、は「マインドレスネス」

「めがねめがねめがね」というギャグ、ご存じでしょうか？

こんな経験ありませんか？

どこのどなたのギャグか記憶が曖昧なのですが、メガネを頭の上にかけているのにその本人は「めがねめがねめがね」と言いながら「ないない」と探す。こんなギャグありましたよね？笑

もしかしたら、皆さんも近しい経験があるかもしれません。
・スマホがないなーと探していたら、ポケットに入っていた
・家のカギないなーと探していたら、カバンの中に入っていた
こんな感じでしょうか？

実はですね…この状態は、マインドレスネスと言えます。

「めがねめがねめがね」はマインドレスネス

既にもう身に着けているのに、気持ちが焦っていてメガネが無いと思っている。つまり、今ここに心がなく「思い込み」をしている状態と言えます。

マインドレスネスとは、マインドフルネスの逆の状態のことを指します。「今ここに意識を向け、ありのままに感じている」という心の状態、「気づきそのもの」と言われていますが、めがねめがねめがねはさすがに今ここでもなければ、ありのままに感じられてもいなそうです。

※↓マインドフルネスとは？

マインドレスネスであることの影響とは？

では、マインドレスネスであることは、他にどのような影響があるのでしょうか？例として、職場の上司部下のあるワンシーンをイメージしてみましょう。

部下：「部長！聞いてください！先日サポートさせていただいたお客様から、こんなうれしいお言葉をいただきました！」
部長：「・・・・（カチャカチャ／キーボードを叩く音）」
部下：「わざわざメールまでいただいたんです！」
部長：「そう、そんなことより、君先日のあの件のミス。あの件はその後どうなってるの？あれから結構時間たってるけど、大丈夫なのかな。」

誰しもが一度はこのようなシーンを見たことがある、もしくは経験があるのではないでしょうか。忙しいのは分かるのですが、この状態が続いているようであれば、部下は何かあっても報告しない・相談しないという構造が出来上がることでしょう…（悲）

では、マインドレスネスなポイントはどのあたりにあったのでしょうか？

◆マインドレスネスなポイント
・部下の話を聴かずにPＣに向かって仕事を続行
・話は右から左へ
・頭の中では先日のミスの件の進捗が気になって話が入ってこない
・部下の話はそっちのけで、気になったことを言ってしまう

「今ここに意識を向けず、ありのままに感じていない」状態。マインドフルネスとは逆ですね。人と人との関わりの中でマインドレスネスであれば、人間関係にも影響が出そうです。事実、とある実験結果ではマインドフルネスによってチームワークが向上するという結果も挙げられています。

幸せも一緒ですね。幸せ幸せ、どこどこ？と探すより、あたりまえの中にある有難さに気づけたり、既ににある幸せや豊かさに気付ける「今ここ自分」でありたいものですね(^^♪

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