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部屋が散らかってるんですよねー、と言われたら(マインドフルネスとコーチングのお話)


先にお伝えしますが、私の部屋の話ではありません笑 じゃあ何の話なんだい?ということで今日はコーチングの話をしたいと思います。


コーチングを学んでおります



私は『働く人が幸せであるきっかけづくり』をモットーに、チームビルディング(チームの側面)とマインドフルネス(個人の側面)から企業さまのサポートを行なっております。その際大切にしている考え方の一つが『人の可能性を最大限に活かす』、ということ。


そこで欠かせないのがコーチング、なのであります。

コーチングとは
・対話を重ねることを通じてクライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考えを備え、行動することを支援するプロセスである。(出展『この一冊ですべてわかるコーチングの基本 鈴木義幸監修 コーチ・エイ著)
・思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通じて、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くこと。(国際コーチ連盟の定義)


まさに、私が大切にしたいのは『コーチング』のスタンスなのであります。というわけで、コンサルタント仲間とともにチームビルディングをベースに実践を交えながら月に1度コーチングを学んでいます。


効果的な質問


コーチに必要なスキルは100以上あると言われていますが、代表的なスキルの一つに『質問するスキル』があります。



どんな質問が大切かというと『効果的な質問』が大切になってくるわけですよね。じゃあ効果的な質問ってどんなものなのか?というと、ざっくり言うと、コーチが知りたい情報をとりに行くような質問ではなく、相手の視点を広げるような『相手の為の質問』のことを言います。



効果的な質問をする大前提として、コーチは思い込みや固定化した視点を持たず、相手の「現在の視点の位置を知る」つまり、マインドフルな状態であるということが重要になってきます。


※マインドフルネス=『今ここに意識を向け、ありのままに感じる』という心の状態


部屋が散らかってるんですよねー、と言われたら


タイトルにある、「部屋が散らかってるんですよねー。」誰かにいわれたとしたら、みなさんだったらどのように答えますか?


「あーそうなんだねー、じゃあお掃除して綺麗にしなきゃね!」


こんな風に答えるかなー?と思われた方、コーチ的には…です。なぜかというと、この答えにはコーチの思い込みが入っているからなんです。(散らかっている→良くないことだ!→綺麗にしよう!というような思い込み)


そもそも、散らかっていると言うこと自体、相手はどう感じているのでしょうか?その状態が心地よい状態かもしれませんよね。


コーチ自身の思い込みや固定化した視点でセッションをすると、コーチの存在が制限となり、相手の可能性が広がるチャンスが失われてしまうことにつながりかねないことを理解しておく、つまりコーチは答えを持たず、相手の中に答えがある、相手が選択することに価値があるということを念頭におくことが大切です。


自分の中の答えをいったん脇に置く


部屋が散らかってるんですよねー、から、つらつらとコーチングについて書いていますが、実際にコーチングセッションをすると自分が答えをいったん脇に置くことって、意識していてもやっぱり難しいんですよねー。目的と状況に応じて手段って変わってくるのにね…。わかっちゃいるけど難しいのです。なので勉強&トレーニングあるのみです!


まずは『答えを持たず、相手の話をありのままに聴く』。コーチ自身がマインドフルな状態である、大切していきたいですね!



つづく


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