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恨みと感謝
毒を以て毒を制するなんて言葉がありますが、お経というのが良いのはそういう側面があるからです。
経典の裏を返せばそれは呪と言えるからです。
いわゆる経呪とも言えるでしょう。
それを適切に用いて生命浄化に使っているわけですから、包丁や自動車などと同じで、活用者次第です。
一方で逆のこともあるわけです。
恨み、憎しみ、怒りなどの苦厄を開運へ導くということもできるからです。
たとえば、身近な人で思い浮かぶ人もいるかもしれません。
怨みを根に持つタイプの人は受けた恩も決して忘れないでしょう。憎しみが強い人は愛情も強いことが多いですし、怒り狂うタイプの人は正義感が強い方が多いです。
善悪なんていうのはその時々の方便でしかなく、本来は表裏一体の存在なのです。
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スポーツでもそうでしょう。
明らかに格上の相手と対戦しなければならない時に、闘志を燃やすと思いますが、それは自分の弱さへの怒りと、相手の強さへの怒りが混ざり合っていると言えます。
決してポジティブな感情ではないでしょう。
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しかし、そんな相手とて試合が終われば感謝します。
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呪というものは、まさにそのようにプラスをマイナスに、マイナスをプラスに変換しているのです。
念などと小難しく考えてしまいますが、身近な人だったり、スポーツだったり実はそういうことは気づかないうちに多少なりとも使っているのです。
少しでもある力というものを様々なことに応用していくのが見えない世界での考え方です。
皆さまもこういう力を伸ばしていきたいということでしたら、一緒に頑張りましょう。
これからも良い記事を書いていきます。