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始め良ければ全て良し

いざなぎ流ではお祭りや儀式の前に呪詛を取る取り分けが行われていました。

お祭りの場を清めるためですから、お祭りそのものが始まる前とはいえ、とても重要です

この取り分けが完璧だと、その後の祭りは上手くいくとさえ言われています。

そのため、準備とはいえ、ここで何か手を抜いたり、省略することは無いのです。
取り分けができるなら祭りもできるということで、取り分けができれば一人前として扱われます。

取り分けは旧暦の11月から1月の間に行われ、十二支で言うならば、子の日、辰の日、申の日に行われます。
言霊で、去らせるためとか、発つためにこういう日が選ばれているのでしょうが、旧暦が重要なのですね。

お祭りには、小規模なものでも、1週間程度かかりますから、とても大変です。

その上、過疎化が進んでしまったことで、全体のパイが減ってしまいましたし、大きな祭りも大変ですから、長らく行われていないというのも実情です。

見えない世界が現代の波に押されてしまうというのはこういうことなのかもしれません。
唯物論に支配されていくと後々大変なことになるのは歴史が物語っています。
こういう問題に対処できるように、学びの場というものを作りました。興味のある方はぜひ一緒に学んでいきましょう。


これからも良い記事を書いていきます。