見出し画像

西洋の押し売りは暦にも

事の発端は4世紀でした。
ローマがキリスト教を国教化したのです。

宗教儀式もキリスト教が基準となりますから、ユリウス暦からグレゴリオ暦が採用される様になりました。グレゴリオ暦は現代においても一番身近な暦ですね。

キリスト教では、イースターのお祭りが非常に重要なイベントと言えます。
ゴルゴダの丘でイエスキリストは処刑される訳ですけれども、3日後に復活した訳ですからそれは大変重要な位置づけになるでしょう。

画像1

復活のお祭りは、春分の日の次の満月の次の日曜日と規定されていますから、春分の日を基点としているグレゴリオ暦がローマで採用された訳です。
それが基準となり世界的にグレゴリオ暦が公に使われています。

しかし、考えてもみてください。もちろん、キリスト教との方々からすれば便利な暦かもしれませんが、他の人々にとってそれがどの程度の重要なのでしょうか。
他から暦を押し付けられたことで、日本の神社のお祭りの日付が妥当ではない事例も多くあります。
見えない存在のことを考えれば、それは大きな歪みを生むのが心配ですね。

たかがカレンダー、されどカレンダーということです。
気や霊などを存在をこのブログを通して認知されている方もかなり多いのではないでしょうか。
そういう存在がいるからこそ、それに対応したお祭りや儀式が日本独自に行われています。
そういうものが海外からの輸入という形で崩されている訳です。
自らを守るためにも、見えない部分もキチンと学んでいきませんか。


この記事が参加している募集

学問への愛を語ろう

これからも良い記事を書いていきます。