日常と瞑想
少しグレードアップした瞑想は中々苦労しているようですね。
瞑想というのは何もゆっくりしているだけではありません。
動きのある瞑想というものもあるわけです。
たとえば、神に捧げる舞というものがありますが、まさに典型的な瞑想です。
かなり動いていますが、熟練しているため、もはや無の状態なのです。
静なる瞑想に対して、動なる瞑想というものもあるわけですね。
まさに陰陽とは瞑想にもあるものなのです。
ですから、日常の動作中であっても瞑想というものはできるものなのです。
たとえば、お茶を飲むという行為一つとっても瞑想をすることはできますのでやってみましょう。
お茶を注ぐとき、お茶というものを改めて五感で感じてください。
(第六感が優れている人はそれも使ってみましょう)
見た目、注ぐ音、におい、熱さや食器の感覚や液体が動く重心の移動などを感じてみてください。
少しずつ口に近づけて、ゆっくり一口飲んでみましょう。
味だったり舌触りだったり、喉越しだったり、色々な感覚があると思いますが、その一口に五感をフル稼働してお茶というものを堪能しましょう。
それが済んだら、一旦お茶をテーブルにおいて余韻を五感で堪能しましょう。
再度同じように五感を使ってお茶を堪能するわけですが、先ほどより倍の時間をかけてみてください。
3度目はさらにその倍の時間をかけてお茶を堪能しましょう。
何ともいえないような状態になれればバッチリです。
瞑想はやってみると難しいので継続が必要です。
日常生活でやっていることを少し瞑想にするだけでも継続しやすくなりますね。
こういうことで何か感覚があれば、そこから様々な応用ができます。
見えない世界を一緒に学んでいきましょう。
これからも良い記事を書いていきます。