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魔女狩りと闇のスパイラル

中世ヨーロッパでは悪魔とされた人々が魔女狩りによって弾圧されていきました。

魔女たちは、原始的な医療などを含む白魔術や、占術・呪術などを含む黒魔術を用いて、人を不幸にすることも治癒させることなど、様々なことができました。

その強い念によって時間を超えた霊視を行うこともできました。
キリストの予知能力もその念が可能にしたものです。

どうして、魔女たちは弾圧されてしまったのでしょうか。
サバトでの悪魔への祈りや邪悪な思想で行う魔術によってキリスト教の秩序が壊され、信者が呪われ、聖者に害をなすと信じられたためです。

もちろん、日本においても外道な者や追放だったり処分が行われたことはありましたが、見えない力というのは自動車と同じで使うによって善にも悪にもなるものですから、魔女狩りというのは単なる思想弾圧に過ぎません。

そんなことがあるような時ですから、中世というのは信仰も政治も大きく乱れていた時期でした。
大衆の心は闇に染まり、闇に引き寄せられた悪霊たちによって、負のスパイラルが起こったのです。

霊能力があるからと宗教裁判にかけるのでは、それこそ世界は闇だと言えるでしょう。

現代社会ではさすがに火あぶりになることはありませんが、他の人より多くのものを知ることができるというだけで好奇の目にさらされるなど、天才を殺す凡人に苦しめられている人が多いのも現状です。
見えない力によって色々分かるにしても、分からない人たちから納得をもらえるようにロジックについて学ぶと言うのは、力ある者は生きやすくなりますよ。


これからも良い記事を書いていきます。