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カレーせいろが食べたい!と思う時ないですか?

カレーライス、日本人ならば無性に食べたくなる時がある、みんな大好きな国民食だ。

カレーうどん、これも冬になると食べたくなる時がある。

そして、カレーせいろ。蕎麦屋に入り、カレーせいろがあったら、つい頼んでしまう。


僕がカレーせいろを初めて食べたのは、社会時人になってからだ。新人時代、先輩達とランチで会社近くの蕎麦屋に行った時、「カレーせいろ大盛で!」と先輩が注文した。

「ん?カレーせいろ?そんなのメニューにないぞ?」と思ったが、「はい、カレーせいろ大盛ね」と、店員のばあちゃんは注文を確認する。メニューにないものを頼む、めちゃくちゃカッコいいでないか。

ちなみに僕が、その蕎麦屋で初めて頼んだのはカツ丼だったと思う。22歳の新人がカツ丼、ベストな選択である。

カレーせいろを頼んだ人を見たことがなかったので、先輩が食べるカレーせいろはとても美味そうだった。

その後、その蕎麦屋に行き、僕も真似をして「カレーせいろ大盛で!」と注文すると、イメージ通りの美味さだった。それから、その蕎麦屋に行く時は、注文の半分はカレーせいろだったと思う。

これが僕と、カレーせいろの出会いである。


先日、ランチで小諸そばに行った。会社から徒歩5・6分の距離で、小諸そばが2店ある。

チェーン店の立ち食い蕎麦屋でも、調理をする店員さんの違いによって、味は大きく変わる。

僕は、小諸そば2店舗をなんとなくの感覚で使い分けていた。冷静に考えてみると、もりそばを食べたい時は、少し汚い感じのするこちら。温かいそばを食べたい時は、少し綺麗で広いあちら。みたいな感じで分けているようだ。


先日、少し綺麗で広いあちらの小諸そばに行った。何回も行ったことのある小諸そばだったのだが、ふと、「あ、カレーせいろ食べたい」と思った。気温も少し涼しくなったからだろうか。

しかし、券売機をいくら探してもカレーせいろのボタンは無い。そばとカレー丼のセットはある。

しかし、そばとカレー丼だとお腹いっぱいになり過ぎる。頼むと、すぐにお腹いっぱいになり、でも残すのはもったいないので、食いたくないのにカレー丼を食べる。

と、後悔したことが何度もあるので、今回は月見かき揚げそばにした。そばに生卵は最強に美味い。

恐らく、この小諸そばでも、お願いすれば、カレーせいろが出来ると思うのだが、そんな厚かましい注文を出来る人間ではない。

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その日、夕飯で、ゆで太郎へ行った。昼に蕎麦、夜に蕎麦である。

「どうせ、カレーせいろはないんだろうなー」と思い、券売機の前に立つと、トッピングでカレールーがあるではないか!

「これでカレーせいろが出来る!」と思い、もりそば大盛とカレールーを注文した。

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カレールー、200円の割にはすこし少ない。そして、カレーライス用のカレーなので、蕎麦には絡みにくい。ベストではないが、カレーせいろを食べられるとは思ってなくて、僕は満足だった。


カレーせいろ、それは子供が頼むメニューではなく、大人のメニューだと思っている。美味いカレーせいろが食べたい。






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