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2020年6月1日20時、花火を見逃し、色々と考えたはなし

本日2020年6月1日20時、全国では新型コロナウイルスの終息を願い全国各地で花火が打ち上げられた。なんて粋なんだ。


この花火について書きたいので、今BGMを変更した。ちなみに、僕は、中学時代aikoが好きだった。でも、花火が好きな曲というわけではない。


今日は予定があり、5時半に起き早めに出社した。「6月1日、今日から出社する会社もあるのではないか」と思い、満員電車になるのが怖かったのだ。

結果的には、電車は混んでおらず座れた。コロナ前、ビフォアコロナと比べて、半分位しか乗客がいなかった。そのまま渋谷付近でも満員電車にならなかったことを考えると、乗客は1/3~1/4位だったのかもしれない。

僕がこのコロナでの生活を書くのは、今までと違う生活だから、書くことがないから、と、落合陽一に影響されている部分もある。僕は落合陽一が好きだ。最近あんまり追ってないけど。


そのまま夜まで事務所で仕事をした。それにしても疲れた。通勤に1時間50分かけ、朝から夜まで1日仕事するだけで、こんなにも疲れるのか。僕の身体は、2ヵ月をかけて、完全に在宅ワーカー仕様となっている。

恐らく、以前と同じ仕事スタイルに戻すには、同じ2か月が必要になるだろう。その間に夏を迎え、暑さで食欲減退、体力が落ち、8月中旬ごろに帯状疱疹にでもなるのではないかと予想している。

そう5年前、帯状疱疹でちんちんの上に急にぶつぶつが出来たように。あの時は、「何もしてないのに性病になったか」と、ビビった。その状況も寂しいのだが。会社のメディカルセンターで、パンツずらすして説明するの恥ずかしかったな。


19時半頃に帰ることにした。特にお腹が減っていたわけではないが、ラーメンを食べることにした。僕の好物、博多天神だ。

恐らく、3ヵ月振りくらいの、博多天神。お店には客が2人に、店員2人。ガラガラの店内で席を十分に空け座り、マスクを外して注文する。そこで「あれ?豚骨ラーメンを注文したいんだけどなんて頼むんだっけ?」一瞬パニックとなり、「ラーメンで」と注文。

注文から1分。速攻でラーメンが来る、さすがにこの店は提供時間が早すぎるが、博多天神と、富士そばや小諸そばに慣れると、カウンターに座る店で、提供に3分かかると遅いと思ってしまう。

「うんうん、いつ来てもこの500円クオリティ。ブレない。安心するわ」と思いつつ、「替え玉は半分かな」とイメージしながら食べる。2分位で麺を食べきってしまうので、それを考慮し替え玉を頼む。「替え玉おねがいします」

結局、半分にしなかった、、、。そしてそこで思い出したのだ。「あ、麺の硬さを選ぶんだった」

替え玉を食べつつ、「やっぱり半分で良かったな」と、何百回、正確に言うと、何十回、いや、人生で考えると、100回以上は思っているかもしれない、アホな後悔をして、500円玉を店員のおっちゃんに払い、駅に向かう。

「なんか、慣れって怖いな。」「俺は、2ヵ月前の事すら忘れてしまっている。」「このまま、色んな記憶がそのままなくなっちゃうんじゃないかな。」とか、雨と混じって、なんだかセンチな気分になった。


電車に乗り、Twitterを開いた。

「あ、そっか、今日花火だ」「もうちょっとで打ち上げだ」

4月、再現ドラマで篠原涼子役を演じていて、それからフォローしている、西本梨沙さんのツイートを見て気付く。(いいね押していなかったので、今押した。)

この子は、テレビで篠原涼子役を演じたのに、まだTwitterのフォロワーが540人しかいない。ツイートをしてもいいねが少ないので、つい、いいねを押してしまいたくなる。

いいねが10ちょっとだと、きっと誰がいいねをしているか気になるはずだ。僕はそうだった。なので、「今、いいねを押せば存在を知ってもらえるはず」と思い、たまにいいねを押している。いいね何万のツイートよりも、いいね10のツイートの方が、いいねを押す価値は高いと勝手に解釈している。

そして、いいねを押す度に、地下アイドルをお推す人の気持ちが分かるような気がしている。

フォロワー増やしたかったら、いいね押しまくるのは、一つの手段である。


話は戻り、僕は、先週のブルーインパルスも河野太郎大臣のツイートで、飛行直前に知り、当日は在宅勤務なので見られなかった。

スペースXのクルードラゴンの打ち上げについても、ホリエモンや色々ツイートで知り、打ち上げの瞬間を見ることが出来なかった。

ブルーインパルス、クルードラゴン、どちらも飛行機好き、宇宙好きでなくてもワクワクしてたまらない。それなのに、そんなワクワクすることを知らず、見逃していたのだ。

今日、花火のことに気付いた時点で、「これで3連続だ、、、」とかなり凹んだ。あまりに悲しかったので、珍しく家族グループにLINEに送った。

電車で帰宅中だから、代わりに花火見てよ

家族の誰かでも、僕の代わりに花火を見て欲しかったのだ。そして、疲れていたが、悔しいので、伊坂幸太郎作品で一番好きなグラスホッパーを11年振りに読み始めた。

悔しくて読書するのは意味がよく分からなだろう。「本当だったら、花火を見て感動出来たのに、そこでただ疲れて眠るのはもったいない」と、いう考えだ。

40分後、妹からLINEが来た。

花火見えない生憎の天気で。。音だけ聞こえる

「なんだよ、何なんだよ!最近流れ悪すぎだろ!」さっきまで悲しかったのに段々と怒りが込み上がってきた。が、電車で吠えるわけにもいかず、チャーリー・パーカーという、ジャズミュージシャンの音楽を初めて聴きながら、本を読み続ける。

グラスホッパーの序盤、自殺させられる政治家の秘書がチャーリー・パーカーを好きだったのだ。


そのまま、電車とバスに揺られ帰宅直前、「流れが悪いのは、俺のせいだな。」最近情報を入れようとしていなかったし、先週はなんだか気分が乗らずに、noteも書かなかった。

「だから、ブルーインパルスもクルードラゴンも花火も見逃したんだ」と思い、帰宅後すぐに、このnoteを書いている次第です。


※トップの写真は、2014年岩手のばあちゃん家での手持ち花火です。


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