岩手の女子大生が東京で関係値を作って急成長した話/vol.1
昨年の私は非常にへぼかった。
ターニングポイントは地方創生のためのビジネスプランコンテストBIZCAMPに参加したことだ。
昨年の夏、岩手での開催にあたって、地元大学生である私に参加のお誘いがかかってきた、
“優秀な学生求む!”このフレーズには足がすくんでしまっていた。
昨年の今頃の私は、夏の選考型のインターンもなかなか受からず、精神的にもやりたいことがわからなくて参っていました。
やることもない、参加にも迷った。
迷うくらいなら1%でもやりたいということ。参加すると決心した。
県内の起業家人材育成プログラムに参加したこともあって、内容については興味があった。
そして開催当日、案の定チームの中には
京都大学、東京大学がいた。下手なこと言えないずっと思っていた。
自分にできることは
今までの岩手での活動経験値、岩手地元目線を活かすということ
開催地域の釜石では以前にもお世話になっていた方々ばかり。
みんな、口を揃えて
『じゅんちゃん、よく来てくれたね!』
この一言で苦しい思いまでして参加してよかったと心から思えた。
当時は、”目標のないスポンジ”だった。
やりたいことはないが、吸収力はあるという意味。
BIZCAMP3泊4日間、睡眠時間をありえないほど削った。
肌にニキビができる、口内炎ができる、睡眠不足で足がつる...
他のチームに比べて、最後の最後までプランが不安定でメンターが心配するほど。
プランもうまくいかなく、メンターとチームメンバーの中も最悪。
なんとか安定感も出てきたころには仲が良くなった。
プランの最終発表では、メンターも自信を持って『1位獲れる』と励ましたりくださった。
見事、プランは1位にはなった。しかし、メンバーみんな大学がバラバラで実行には至らなかった。
今でもメンターからのフィードバックは覚えている。
明るいことが取り柄らしい。
あくまでもここはスタートライン、きっかけに過ぎない。
夏休みは、その回に参加してた企業のインターンに参加。
BIZCAMPで出会った若手起業家さんとも後日食事を行く約束をしたり、東京へ行く機会を作ることができた。
若手起業家さんの友人にも会って感じたこと、
『純粋にこの人たちと一緒にいると楽しい』
その後、東京の企業に1dayインターンなどで月一で東京へ
その度に就活イベントや若手起業家さんとの食事を行ったりと視野を広げた。
そして冬、地元岩手開催BIZCAMP運営のお誘い。
とりあえず、断る理由もなかったのでやってみた。
想像以上に学生のこんな私にこんな任せるのかといった裁量権、
前任者とは連絡取れず、代表は体調崩しがちで頼れる人はいない、
自分で判断して進めていくしかなかった。
案の定、胃腸炎に。意識が朦朧とするレベルまで体調を崩してしまった。
その後、数日で回復したがまだまだ開催まで仕事は残っている。
当日の仕事もやったことないものばかりだったが、断らなかった。
なぜなら、『やろうと思えばできる』からだ。
運営をやってみて、なぜか『東京で仕事がしたい』と思い始めた。
東京でインプットして、岩手でアウトプットしたい、
卒論を書きながら東京で仕事がしたいと。
ここから東京で仕事をするようになってきた。
何が正解かその人自身が決めることだけど、
迷ったらやってみることはすごく大事、
その経験が自分の可能性を広げることは間違いないと感じた。
vol.2に続かせる。
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