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3DCADを教えるときに気を付けていること!続編(Part9)設計と加工

どうも!テルえもんです!!

このnote、昨年までは最低1ヵ月に1回は投稿しようと取り組んでましたが、今年は1週間に1回投稿を続けて10週連続になります! 

ただ、そろそろ、、、やらなきゃなあ~という憂鬱とまではいきませんが、ノルマ的な気持ちが出てきています。自分で決めたルールなんですけどね。

ちょっと耳にしたんですが、1週間に1回とか、1ヵ月に1回とかではなく、毎日することにした方が憂鬱な気持ちになりにくいと聞いたんですが、本当でしょうか??

例えば、1ヵ月に1回だと、書き終わって、また書かなきゃ~という月が来て憂鬱になる。これが毎日の習慣にすることで、この気持ちが出なくなるというのですが、本当??

毎日、憂鬱になるのでは・・・ 毎日、書くネタがないよ~

ということで、このnoteは気まぐれに書いていきたいと思います!笑


さてさて、今回のnoteですが、

先日、3月1日~3日までの3日間、設計と加工についての勉強会を行いました。

講師は、國井技術士設計事務所の所長である國井良昌 様でオンラインでつないで行って頂きました。

國井様というと、日刊工業新聞社から出版されている「ついてきなぁ!」の設計者のためになる書籍で有名な人です。

とても分かりやすく、ものづくりにおける設計や加工についての基礎知識を教えて頂き、すごく勉強になりました。

3DCADを教えるときに、設計や加工の知識を出来るだけ持って関連付けた教え方をするようにしています。

ただ3DCADの操作方法だけを教えるのではなく、この機能は、○○の設計をするときに利用すると便利です。とか、○○の加工を検討するときに使用します。など、できるだけ、受講者が業務での活用場面を想像できるように補足説明を行うようにしています。

例えば、3DCADには、勾配(角度)を調べることができる機能がありますが、その際に、金型設計での抜き勾配の話しをしたり、曲率や半径を調べる機能に関しては、切削加工での刃物の太さの検討に使用するなど、できるだけ使用用途について説明するようにしています。

3DCADの講師として、ものづくりと関連付けた3DCADの操作・機能を説明することが大切だと思っています。そのために日々、設計や加工の知識を学ぶことが大切にしています。

中々、日々の業務が3DCADを教える仕事のため、実際に設計をしたり、加工をしたりする機会がないのですが、書籍を読んだり、動画をみたり、実際に触って体験できるような講習会に参加したり、できるだけ学ぶことを続けるようにしています。

設計者が加工の知識を知ることで、より良い設計が出来るとも言われますよね。

ただ直ぐに、一人前の設計者になれるわけではないですし、3DCAD講師として実務を知った教え方ができるわけではないですよね。

徐々に覚えていけば良いのです。誰でも最初は初心者です。

ただ気持ちとして持っていた方が良いこととして、良い設計者になりたい、良い3DCAD講師になりたい、という気持ちです。

良い設計者になるためには、設計の知識や加工などの周辺知識を持つ必要がありますし、3DCAD講師の場合には、3DCADの機能を覚えるだけではなく、ものづくりの知識も徐々に覚えていく必要があります。

3DCADを習いに来た人も、設計や加工の知識を持った人から教わりたいと思うはずです。もちろん3DCADの機能を熟知して分かりやすい説明をするというのが前提にありますけどね。

設計や加工について勉強をしたいと思った場合に、社内に聞ける先輩がいれば教えてもらうと良いと思いますし、その他の勉強方法としては、書籍や動画、外部セミナーの受講などがあるかと思います。

そこでオススメの書籍としては、最初に紹介した國井良昌様の「ついてきなぁ!」シリーズです。

Amazon :  https://amzn.to/30pctTA

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他にも設計や加工の書籍ってありますが、実務的な内容ではなく、学問的なものが多いですが、國井様の書籍は実務に活かせる内容になっています。

以前から、この「ついてきなぁ!」シリーズは購入して読んではいたのですが、今回、実際に著者の國井様とTwitterを通じて知りあい、快くオンラインでのセミナーのお願いを受けていただき、書籍にもとづいて教えていただいたのですが、書籍を1人で読んで学ぶ以上に、多くの実務に基づいた知識や知恵を学ぶことができました。

國井良昌様のセミナーは、日刊工業新聞社でも主催されていますので、ぜひ、ご興味のある方は、受講してみてください。


國井良昌様の事務所「國井技術士設計事務所」のホームページ


加工について学びたい場合、最近ですとYouTubeで検索すると実際の加工の様子が動画で分かりやすくアップされているので、実際に加工現場に行ってみたり、実際に操作してみるのがベストですが、できない場合には動画を見て勉強するのも良いかと思います。

最近は、3Dプリンタも加工方法の1つとして普及してきています。企業の方だけではなく、個人の趣味で3DCADや3Dプリンタを使う人も増えてきています。私も個人の方に3DCADを教えたり、3Dプリンタを紹介することも増えてきました。

なので一般的な設計や加工をするための3DCADの活用ではない場合もあるので、講師として教える際には、その人、その人の活用したい理由を考慮した上で機能の説明をするようにしています。

例えば、設計といっても、板金設計、樹脂設計、金型設計など様々で、自動車や半導体、設備、治具など、様々あり、その業種や分野によって3DCADの活用方法や使用する機能も変わってきます。

そのため3DCADを教える場合には、受講者の受講背景をヒアリングして、できるだけ受講者の方のためになる内容にするように努めています。

色々な方が集まった集合教育・セミナーの場合には難しいですが、できるだけヒアリングして行うようにしています。

受講者の学びたい内容に応えるために日々、講師も学び続けなければいけません。時代も変わり、ツールも変わってきますからね。

ツールは変わりますが、設計や加工の根本の知識は変わらない部分もあります。そして、数学や物理などの学問は変わらないです。公式が急に変わるってことはないですよね。

なので、苦手な人も多いかと思うのですが、数学や物理を勉強するというのも大事かなと思います。学者になる必要はないですが、設計や加工の根本を理解するために、ある程度の知識は必要は必要になってくるかなと思います。

数学は何のために学ぶのか?

国語や英語であれば、言語を勉強してコミュニケーションをとるためだったり、社会であれば、社会を勉強して社会人になるためだったりするかと思いますが、なぜ、数学を勉強するのか。

学生時代に思っていた人も多いのではないでしょうか。

自分も学生時代は、数学のsinやcos、ルートとか学んで、社会に出て何のためになるんだろうと思っていました。

数学や物理を学ぶ理由って、世の中で起きている現象を論理的に考えて、検証したり、予想をできるようになるためなのかなと思います。

論理思考を鍛え、磨くためなのかと思います。

この辺については、私よりも知見のある方々が詳しくネット上に書いていますので、興味がある方は調べてみていただければと思います。

ということで、今回も私の目標としている3000文字になりましたので、終わりたいと思います。

最後になりますが、本当に常に学び続けるということが大事なのかなと思います。日々、継続することを決めて取り組んでいくことが大事なのかなと思います。なので、このnoteも続けていきたいと思いますので、フォロー、いいね!よろしくお願いします。私のモチベーション向上につながります!

日々、学びを続けていきましょう!!!

noteを最後まで読んで頂き有難うございます。 東北の岩手県北上市で3DCAD/CAM/CAE、3Dプリンタ、3Dスキャナ、リバースエンジニアリング等、ものづくりエンジニアの育成、企業のサポートをしています。地方創生・地域活性化に取り組んでいます。よろしくお願い致します。