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経済合理性を考える

監査法人で働いていた時に、当時の上司から頻繁に指導されたことがある。

それは、
①経済合理性があるかどうか?
②全体のpictureが整合しているか?
という2点。

「なんでその数字になるの?」「その数字がこうなってるのに、なんでこっちはこうなってないの?」と良く質問された。

税理士事務所に移ってからはというと、実は一度も言われた事がない。もちろん、違う立場で入ったこともあるけど(言われるよりも、むしろ言ってあげないといけない立場なのかもしれない)。

あくまで一例だけど、当時の環境でしか経験できないこともあれば、今の環境でしか経験できないこともある。
最近あまり言われなくなったけど、やっぱり、仕事をするにあたって経済合理性を考えることは良い気付きを与えると思う。

与えられた仕事をしていると、どうしても木を見て森を見なくなる。これはある意味仕方がない。そもそも求められる役割が違うからだ。

でも一歩立ち止まって、経済合理性を考えてみる。
そうすれば、1つのニュースでも見える視野が広がるだろうし、本質的な部分にフォーカスする癖がつく(逆に瑣末なところを気にしなくなるデメリットも個人的にある)。

これからも意識しておきたいと思う。

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