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【会計士試験】オンラインとオフラインのギャップ

受験勉強には邪念はつきもの。
自分の頃はどうだっだろうか。少し曖昧な記憶を振り返ってみよう。

会計士を志した頃


もうかれこれ5年以上も(もっとか)前になるけど、僕は公認会計士試験の勉強をしていた。
勉強を始めようと決めたのは高校3年生の頃で、一番受験生らしい時間を過ごしたのは大学生の頃だった。当時は大学生だったからもちろん受験前に色んなリスクを考えた。
受からなかったらどうしよう。大学生なのに今やるべきことなのか?考え出したらキリがない。さらに、受験を志した当時は周りに勉強している人や公認会計士の知り合いもいなかったので相談できる人もいなかった。

インターネットで「公認会計士」をググる


そんな中で大学生らしくインターネットでも情報を漁った。当時はまだスマホを持っていないことも普通だった。大学2〜3年生ぐらいになった頃に、「就活にはスマホがないと不利」という声が聞こえはじめ、その頃に初めてスマホを触った。
そんな時代だったから、インターネットも家のデスクトップパソコンで調べていた。今ではデスクトップパソコンをあまり見なくなったけど。
その頃はまだGoogleよりもYahoo! JAPANを使っている人が多かった記憶がある。

今も昔もインターネットは良い情報も悪い情報も載っている。さらに投稿者の私観が多く含まれている。良くも悪くも、自分自身の知識や経験を元に発信している人が多いからだ。

当時、インターネットで公認会計士について調べたときに載っていた情報は確か以下のような内容だったと思う(記憶が曖昧だけど)。

公認会計士のポジティブコメント
・安定している
・三大国家資格の1つ
・会計系試験の最高峰
・公認会計士は登録するだけで税理士になれる

公認会計士のネガティブコメント
・試験が難しい割に仕事があるか分からない
・合格まで何年かかるか分からない
・早く合格しないと人生詰む
・比較的高学歴な人が受けるのに数%しか受からない
・専門家になると逆に仕事の幅が狭まる

特にネットの掲示板はひどいもんだった。興味本位で覗いてることもあったけど、正直、良い影響は与えないな、と思ったぐらいだ。

ネットとリアルのギャップ


受験勉強をはじめて時間が経つにつれて、自然と受験仲間ができた。今思えば偶然なのか必然なのか分からないけど、今でもとても良い関係を保てている人が多い。
リアルの世界にいた受験仲間達は、結構前向きで、時には心が折れる事があっても前を向いて進んでいた。まさに、高校生の部活動みたいだ。

一方で、当時ネットで良い情報がないか探していても、ネガティブ情報が多かった。例えば、
・会計士試験に挑戦して人生狂った
・会計士受験生は社会不適合者
・東大卒でも受かるかわらないコスパの悪い試験
など、散々な書き込みだった記憶がある。

この頃から、フェイクニュースのような類には気をつけないといけないと感じていた。

もちろん状況によっては一理ある意見もあるだろうけど、それは会計士受験生に限らない。
どんな仕事をしてたって、どんな立場にいたってそれなりのリスクがある。あとはリスク許容度と嗜好の問題だ。

思考停止にただ頑張るというのも良くないけど、しっかりと自分の頭で考えて方向性を定める必要がある。

言うまでもないが、会計士業界には魅力的な人がたくさんいる。もちろん、変な人もいる。それはどの業界でも同じだろう。

少なくとも自分は、我ながら良い道を選んだなと思っている(これも捉え方次第では、ポジショントークだ)。

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