クリエイティブは信頼と共感があるから成り立ちやすい

私は結局「新しい事をやる」と言うのに拘りが出てくるのだろうし、それは大切にするべきだと思っています。
あるシナリオ作成の案件で、クライアント様の方に最初は高く評価されたものの、納品してきたものとは違うテイストを出したい。違う展開を出したいと思って出したら、無言でお仕事終了になったのが2・3度以上はあります。

この行為自体について自分自身も良いとは思っていませんし、反省する経験です。
また同時に「新しい事をやる」気持ちが満たされないと、クリエイティブと言われる仕事をやり続けるのは、自分にとっては難しいんだろうなあと思っています。

同じ感じのを出し続けるのが求められる事がかなり多いと思うし、そしてそんな思ってる事を言わない人の割合も高いと思います。

「新しい事をやる」とは正直(自分にとっては)や(今まで納品してきたものと比べたら)の意味も結構あるのですが、暴走してしまい相手に『使えない』と思わせてしまうのがクビの原因です。
仕事人失格だし、クビになるのも当然だと思います。

それでも一応私は決して人や需要などに合わせるのは嫌いじゃないし、好きなほうかもしれません。
ですが継続して仕事をやり続けるのと、新しい事をなんとかしてしたい気持ちとの葛藤がよく出てしまいます。

だからどうすれば葛藤せずに上手く安定して仕事をするのと、新しい事をするのバランスが上手くいくのか?考えた時、相手への信頼と相手方のプロジェクトへの共感が第一になりそうです。
(もちろんクリエイティブと呼ばれる職種じゃない人達も)

正直クビになったのは相手方を信用できなくなったのと、そもそもプロジェクトがそんなに好きじゃないと言うのがありました。
でも逆に言えば信頼が出来たりプロジェクトが好きだったりしたら、上記のように仕事ができると経験上言えると思います。

では信頼やプロジェクトが共感できるようになるには、相手とのコミュニケーションが大事なはずです。
「私はこうこう考えています。あなたの考えをお聞かせください」を、仕事のやり取りでしていくようにすれば、信頼や共感を生むきっかけにもなってくると考えます。

それでも信頼や共感ができなかったら「新しい事をやる」の気持ちを消去させていき、事務的にやっていくのが良いのでしょう。

ただ相手方がもし新しい事をやろうとしてない。怠惰でやっていると感じたら、なるべくそこから離れてクリエイティブをやるべきです。
なぜなら「新しい事をやる」を完全に放棄したら、つまらないと思っている人と一緒になる可能性が高いからです。

私としても「新しい事をやりたい」気持ちが生きづらさにならないように、信頼や共感できる場所を探していくべきだと感じています。
そうすると上手く拘れたり、大切に出来たりするはずです。

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