周囲に「振り回される」人の3つのパターン
こんにちは。
中島輝です。
ここ数年、わたしが講座や個別の心理
セッションなどを通じて気になっていること
があります。
それは、自分にとって大切なはずのことを、
誰かに「決めてほしい」という人がかなり
多いことです。
誰かに道を決めてもらっていると、
自分で自分の幸福感を知らないうちに減らしてしまいます。
それはあまりにももったいないこと。
他人や世の中が決めた“正解”に振り回されてしまうのは、
主に次のようなパターンがあります。
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①自分が経験して学んだ知識ではなく、
他人から与えられた知識を優先してしまう
②自分が決めた規律ではなく、
社会的な同調を優先してしまう。
③自分の個性や特質、強みではなく、
社会的な成功を優先してしまう。
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この3つのパターンに見られるのは、
すべての物事を固定観念や既成概念で
決めているということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1665552520169-PGeL0We375.png)
①のパターンは、
自分に自信を持てていません。
自分が経験して学んできた知恵はこの世で
唯一無二の貴重なものにもかかわらず、
それを大切なものとして扱うことが
できなくなってしまうのです。
そんな時ほど、
他人の発言や他人から与えられた
知識に頼りがちになります。
②のパターンは、
自己肯定感の6つの感の一つ、
「自己決定感(自分で決定できる感覚)」
が不足しています。
①のように他人から与えられた知識を優先していると、
自分のことを自分で決められなくなり、
自己規律が持てなくなってしまいます。
すると、とにかく失敗したくないために
周囲に合わせようとしてしまいます。
その方が楽だし、時に得をすることもあるからです。
それによって、ますます
自分で物事を決められなくなる悪循環に陥ります。
ただ、心の奥底には、
本当に自分がしたいことや在りたい姿が
あるものなので、
そのイメージ像と実際の言動に
ギャップが生じて辛くなってしまう。
投げやりになったり、
生きる気力も湧かなくなったりします。
③のパターンもよく見られ、
「承認欲求」が強くなりすぎている状態です。
②のように社会的な同調を優先していると、
程度の差こそあれ、
一般社会的な成功を目指すようになります。
自分のオリジナリティや卓越性ではなく
成功そのものを求めるようになり、
世の中の人が「すごい」「羨ましい」
「あの人のようになりたい」
と思うような姿に囚われて、
自分の個性、特質、強みといった
大切なものに目が向かなくなるのです。
すると、例え社会的な成功を収めても、
心に虚しさが残り続けます。
さらに、その嫌な気分を打ち消そうとしてより
社会的な成功を目指してしまうため、
いつまでも幸福になれない
負のループにハマってしまいます。
もちろん、人生を生きる中では、
誰しも自分を肯定できない時もあると思います。
どれだけタフな人でも
心の状態が下がり気味の時はあり、
これらの3つのパターンに陥ることはあります。
ただ、そんなマイナスな状態な時でも、
心に「あいまいさ」があれば、
周囲に振り回されることを減らせます。
![](https://assets.st-note.com/img/1665552520522-VM6G5x5ZFv.png?width=1200)
心や感情はそもそも揺れ動く「あいまい」な
ものだと知っているので、
今自分がマイナスの状態であることを客観視でき、
その状態もいずれ変わっていくことがわかるからです。
「森を見てから木を見る」ことができるため、
一時的にネガティブになって少々振り回されたとしても、
すぐに自力で元に戻れるでしょう。
鬱蒼とした森の中で延々と迷わずに、
程なくして自分を取り戻すことができるはずです。
本日は以上です。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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中島輝
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