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フリーランスになってから気をつけるべきこと

こんにちは、テルです!

今回は“フリーランスで失敗しないために
気をつけるべきこと“と題しまして、
初心者フリーランスにありがちな失敗例と
その対策
についてお伝えしていきます。

いまや労働力人口のおよそ6人に1人が
フリーランスだといわれる時代。
自由な働き方に憧れてフリーを目指す人は
年々増加傾向にあります。

それに伴いフリーランス向けのサービスも
ここ数年でどんどん充実化してきており、
今は誰もがフリーランスとして活躍できる
環境が整いつつあると言えるでしょう。

しかし、フリーランスへと転身した人達が
みんなうまくいっているというわけではなく、
中にはサラリーマン生活に逆戻りする人も。

フリーランスは自由度の高さが魅力である一方、
その特有の働き方を正しく理解していなければ
早々に挫折してしまう
可能性も高いのです。

「会社を辞めてフリーランスになりたいけれど、
うまくやっていけるか不安・・・」
「思い切ってフリーランスに転身したけれど、
あまりうまくいってない・・・」

このnoteは、そんなあなたに向けて書きました。

初心者時代の僕自身も悩んできたこと。
5年経った今だから伝えられること。

少しでもあなたの今後に役立てば幸いです^^

フリーランスになったら気をつけるべきこと①
仕事とプライベートのメリハリをつける

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まず、フリーランス初心者が気をつけたいのが
頑張りすぎによる「燃え尽き症候群」です。

燃え尽き症候群とは、
ついこの間までバリバリ働いていた人が
まるでガス欠でも起こしたかのように
突然やる気を失ってしまうこと。

フリーランスはサラリーマンと違って、
決められた勤務時間や休日がありません。

そのため、仕事がある時はろくに寝食も取らずに
一人黙々と作業に没頭してしまうことも。
気付いたら徹夜してた、なんて日もしばしばです。

それでも駆け出しの頃は
そんな生活でもあまり大変さを感じないもので、

逆に少しくらい疲れていようと寝不足だろうと
休まずに仕事を頑張りまくっている時ほど、
妙に満足感が高まってきたりする
んですね。

うまく言い表せないんですが、
“ランナーズ・ハイ“と似たような感覚でしょうか。
走り続けるうちに気分がアガってくる、みたいな。

そのうち疲労感も寝不足感も感じなくなって、
いつまででも動いていられる気さえしてきます。

それぐらい目の前の仕事に夢中になれるわけですが、
残念ながらこの状態は永遠には続きません。

自分はハイになっていて気付いていないだけで、
オーバーワークのダメージは確実に蓄積しています。

その結果、ひと山、もうひと山・・・と越えて
ようやく生活も落ち着いてきたあたりで、
いきなりブスン、とガス欠を起こすんです。

これは僕自身も過去に経験していますが、
ひどい時はリカバリーがまったくきかず
何週間も無気力状態が続くこともあります。

こんな時、会社員なら有休を取ることもできますし、
数日休んだところでクビにされたりもしません。

ところがフリーランスだとそうはいかず、
仕事に穴を開けるようなことをすれば
予定していた収入を得られなくなるうえに
クライアントからの評価も急降下。

燃え尽き症候群からなんとか立ち直って
次の仕事からまた頑張ろうと思っても、
その“次“はもうないかもしれません。

・・・というわけで、
僕はハイテンション状態が危険だと気付いてからは
“仕事とはまったく関係ないことをして過ごす日“を
なかば強制的に作るようにしました。

たとえば「徹夜した翌日は時間を忘れて眠る」
「ひとつ案件を終えたら好きなことをする」など。

実際フリーランスとして長く活躍できている人は
忙しい時期こそ息抜きの時間を大切にしていて、
仕事と私生活のメリハリをつけることによって
エネルギーチャージ
を図っています。

まだ収入が安定していないうちは
休む暇があるならば働きたいところですが、
適度に休みを挟んで心身を回復しておけば
後からダウンするようなことにもならないし、

常にベストコンディションを維持できることで
作業パフォーマンスが最大化され、
結果的に収入をより多く得ることにも繋がります。

しっかり稼ぎたいなら、しっかり休むことも大事。

仕事とプライベートの境目が
曖昧になりがちな生活だからこそ、
意識的に休みを入れましょう!!

フリーランスになったら気をつけるべきこと②
目先の利益ばかりを追わない

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次にお伝えしておきたいのが、
「目先の利益ばかりを追わない」ということ。

フリーランスとしての経験が浅く
自分をアピールできるほどの実績もない初心者は、
自信のなさや遠慮から仕事を安請け合いしがちです。

とはいえ、最初は仕事の依頼も少ないですから、
自分の稼ぎで生活を成り立たせようと思ったら
安く請け負うしかない時もあるんですよね。

ただ、いつまでもズルズルと
安請け合いを続けるのは良くありません。

たとえ金額は低くても、
仕事をしていればお金は手に入ります。

ところが、その一方で
大切なものを失っているということに、
ほとんどの人は気付いていないのです。

【仕事の安請け合いによって失うもの】
・自分のために使える“時間“
・仕事を続ける“モチベーション“

安い単価の仕事だけで稼ごうと思ったら
とにかく数をこなさなくてはならない
ということはあなたも理解できるでしょう。

そこでまず最初に犠牲になるのが、
自分のために使える“時間“です。

仕事に必要な知識やスキルを磨くための時間も
疲れた身体をゆっくり休めるための時間も
どんどん削られていきます。

知識やスキルが身につかないままでは
いつまでたっても自信がつきませんし、
大きな案件に挑戦する気にもなれません。

そうこうしているうちにクライアントにも
“安く頼める人“というイメージが定着してしまい、
低単価の案件しか回ってこなくなったりします。

それでも数さえこなせればいいのですが、
一人でこなせる仕事量には限度があるので
遅かれ早かれ収入は頭打ちに。

これではどんなに頑張っても疲れるだけ。
過労からミスを起こしがちにもなり、
仕事に対する“モチベーション“は失われる一方です。

そうやって身も心も擦り減らして
ボロボロになった初心者フリーランスを、
僕はコンサル業を通じて何人も見てきました。

「自分は何とかして乗り越えてやるんだ!」
あなたはそう思えるかもしれません。

しかし、仮に乗り越えられたとしても、
目先のことだけにとらわれて仕事をしていると
独立当初に思い描いたキャリアビジョンから
大きく乖離した人生を歩むことになる可能性も。

こんなはずじゃなかった、と嘆く日が
いつかどこかでやってきてしまうんですね。

そうならないためには、
“生活を営むための仕事“と“将来に向けた仕事“を
バランスよくこなしていく
こと。

どうやっても難しいという場合は、
フリーランスの稼ぎだけにこだわらずに
何らかのアルバイトで生活費を稼ぎつつ
将来に向けた仕事に取り組むという手もあります。

もし悩んだ時は一度その場で立ち止まって、
“なぜ自分はフリーランスの道を選んだのか“を
思い出してみてください。

実現したい目標が明確にわかっていれば
目先の利益に振り回されたりしなくなりますし、
本当にやるべきことも見えてくるはずですよ^^

フリーランスになったら気をつけるべきこと③
先を見据えた金銭管理を行う

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次にお伝えしておきたいのが、
「先を見据えた金銭管理を行う」ということ。

サラリーマンの場合は毎月決まった金額の
お給料が入ってきますが、
フリーランスはクライアントや案件によって
もらえる報酬が異なります。

そのため、駆け出しのフリーランスがいきなり
高単価の案件をもらえることも珍しくありません。

安い案件ばかり請け負って苦労する人がいる一方で、
最初から大きく稼げてしまう人もいるんですね。

もちろん初心者が稼ぐことは悪いことではないし、
稼いだお金をどう使うかも個人の自由です。

しかし、ずっと会社勤めをしていて
平均的なお給料をもらってきた人が
大きなお金を手にするようになると、

これまで培ってきたお金の価値観が崩壊して
急に派手な生活をする
ようになったりします。

「稼げてるなら自由に使っていいじゃない!」
なんて声も聞こえてきそうですが、

一度大きな案件を任せてくれたからといって
そのクライアントから仕事を継続的に
依頼されるかどうかは別の話ですし、

その後も同じような高単価の案件が
立て続けに見つかるとは限りません。

フリーランスの仕事というのは
それぐらい不安定なのが当たり前で、
僕も実際アップタウンを繰り返しました。

今は順調でも、半年後は全然稼げない・・・
なんて可能性は、誰にでも十分にありえます。

したがって、ラクに稼げるものだと思って
何も考えずにバンバンお金を使っていると、
後から苦労することにもなりかねないのです。

フリーランスが仕事で得た収入は、
今現在を生きるためのものであると同時に
未来を生きるための備えでもあります。

順調に稼げている時はしっかり稼いで、
必要以上の出費はせずに貯蓄に回す。

誰にとっても当たり前のことだったりしますが、
収入が不安定になりがちなフリーランスは特に
先を見据えて行動する必要があるんですね。

ついお金を使い過ぎてしまう傾向があるなら、
“100万円貯めること“を目標にしてみてください。

年齢や家族構成などによっても違ってきますが、
万が一仕事が途絶えてしまった時や
急な怪我や病気で働けなくなった時にも
100万円あれば3ヶ月生活できると言われています。

定期預金や貯金アプリなどを
うまく活用しながら頑張ってみましょう^^

フリーランスになったら気をつけるべきこと④
他人の成功事例をそのまま鵜呑みにしない

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そして最後にお伝えしておきたいのが、
「他人の成功事例を鵜呑みにしない」ということ。

フリーランスとして仕事をするようになると、
スキルアップや人脈づくりのために
勉強会やセミナーなどに足を運ぶ機会も
増えてくるでしょう。

一度参加してみるとわかりますが、
そういう場では

「稼ぎたいなら今すぐ〇〇をしましょう!」
「成功者はみんな〇〇しているんですよ!」

といった話を聞かされたりもします。

確かに成功者の言葉というのは得てして魅力的で、
相手に「自分もそうなれるかも」と思わせるほどの
強い説得力があるものです。

しかし、その人達と同じことをしたからといって、
自分も同じように成功するとは限りません。

なぜなら、フリーランスになるまでの経緯や
日々の行動、性格、思考パターンまで、
その人と自分とではどれもまったく違うから。

似ているところがあったとしても、
それはほんの一部分にしかすぎません。

要するに他人の成功ルートというのは
その人ならではのものであり、
万人に共通する成功ルートは
この世のどこにも存在しない
のです。

なので成功した話をちょっと聞きかじっただけで
「それじゃあ自分も!」と深く考えもせずに
同じことをやろうとするのは危険ですし、
すべてに手をつけるとかえって混乱します。

万が一うまくいかなくて失敗したとしても、
その人達は責任を取ってはくれません。

成功するためなら何でも挑戦しようという
前向きな姿勢は素晴らしいものですが、
本当に大事なのはそれが今の自分にとって
有効な方法かどうかを見極める
こと。

「この人はなぜこのやり方で成功できたのか?」
「自分の立場で実績したらどうなるのか?」
「今すぐ実践すべきことなのか?」

こういったことをよくよく考えたうえで
自分の働き方にうまく活かしていくことで、
より成功に近付けるのだと思います。

結局、自分の人生は他人に言われるがままではなく、
自分の頭で考えて工夫していくほかないのです。

まとめ

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さて、いかがでしたか?

今回は“フリーランスで失敗しないために
気をつけるべきこと“と題しまして、
初心者フリーランスにありがちな失敗例と
その対策についてお伝えしました。

会社を辞めてフリーランスに転身する時は、
誰だって不安でいっぱいです。

仕事に失敗はつきものだ、なんて言いますが、
できれば失敗なんてしたくないですからね。

しかし、つまずきやすいポイントが
どこにあるか最初からわかっていれば
事前に対策をしておけますし、

万が一うまくいかないことがあっても
その原因が早い段階で見つかれば
いくらでも軌道修正できるはず。

これだけで途中で挫折してしまうリスクは
かなり減らせる
のではないかと思います^^

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それでは今日はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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