ドイツBLOG🇩🇪【ストライキを経験して】

Moin👋
どうも、最近カフェにハマり、カフェ巡りを計画中のTeruです🇩🇪
今回はドイツでの
「ストライキ」
について話そうと思います👍

結論から言うと、
ドイツでは頻繁にあります‼︎

自分がドイツに来て7ヶ月ですが、
ドイツ鉄道が会社に対して行ったストライキが、
4回ほどありました😐

「ストライキ」
この言葉にたいして、
日本人はあまり良い印象を抱かないかもしれません。

それも無理はないと思います。
我々の持っているきちんとした権利だしても、仕事をしないわけなので多くの人に迷惑がかかるのも事実ですしね😅
それに、日本ではストライキ自体が珍しいものなので、なんとなくで悪いイメージを抱いている人もいるかと思います。

なので今回は自分の実体験をもとに「ストライキ」について話していこうと思います‼︎

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そもそもストライキとはなんぞや？

そもそも、ストライキがどんなものかあやふやな方も多いのではないでしょうか？

まず、

労働者が会社に対して、労働環境の改善や賃金アップを訴えるために団結して労働を拒否して、圧力をかけること

これを「ストライキ」と呼びます。

ストライキ自体は会社に対して訴えかけるための我々の権利なので違法ではないのですが、

「きちんとした手順」

これを踏まないと違法になるそうです。
その手順とは、

まずは労働組合が団体交渉権を行使して、交渉を持ち掛けます。この交渉がうまくいかなかった場合に、再交渉を求めるためのストライキを起こすことが可能となり、ストライキが発生する。

簡単にいうとこのようなものです。

私もこの記事を書くために少し勉強しました笑
1つ知識が増えて成長🌱

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日本はなぜストライキが少ない？

日本がストライキが少ない理由は、　

・非正規雇用の増加
・雇う側、雇われる側の格差がなくなってきている
・仕事をしないことへの違和感・罪悪感
・ストライキを起こすと世間からの印象が悪くなる

などの様々な理由からのようです。

「仕事をしないことへの違和感」という意見は日本人の勤勉さをまさに物語っていますよね😳

ただ、少ないとは言いつつも、会社への不満はよく耳にしますよね。これを読んでいる方々でも職場の労働環境や労働条件に不満を抱えている人はいるのではないでしょうか？

不平不満を多く目の当たりするのが愚痴ですよね。

不満はめっちゃあるけど、それを行動に移すのではなく、仲間内やSNSで不特定多数へと愚痴として発信することで発散する。

まあ、分からなくはないけれど、なんか違うと思います。
仕事に関してではないですが、自分自身も不満を愚痴として吐露してしまったことはあります…ごめんなさい。
愚痴を吐いたところで良い方へは向かいませんでした😅

たしかに上記したような理由でストライキが少ないというのも分かりますが、　

・行動力の欠如
・正々堂々と直接自分の意見を発信できない
・言ったところでどうにもならんという諦め

などというのも、ストライキが少ない要因でもあるのかなと私は思いました。
国民性なんですかね…

仕事に限らず、何事にもおいても、　

変えたい・変わりたいならまずは行動あるのみ

だと私は思いますし、この考えを大切にしています。

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ドイツで経験したストライキ

私が経験したストライキは前述にもある通り、
Deutsche Bahn(ドイツ鉄道) ※以降“DB“表記
が起こしたものです。
今回の目的は【労働環境の改善】が目的だったようです。
具体的に言うと、職員数の増加を求めるというものです。

確かに、終着駅に着いた際、運転手の方が次に乗る電車に急いで入って移動しているのを何度か見たことがあります。

なかなか過酷ですよね…
ついさっきまで運転してて、着くと同時に次に向けてダッシュして、また運転…😅
自分がその立場になったと考えるだけで体が重くなります…

ストライキによっての影響としては、
一部の電車の運行がキャンセルになる
というものでした。

全てがキャンセルではなかったので、練習の帰りやバイトの往来はできました。
しかし、練習終わりの帰宅時間が大幅に遅れましたし、バイトへもいつもより早めに出発するなど、予定が狂わされた感じは若干はありました😅
私自身に大きな問題はありませんでしたが、人によっては大きな影響を受けた人もいるのだろうと思います。

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ストライキを経験して思うこと

私自信も最初はストライキをあまり理解しておらず、なんとなくでマイナスな印象でした。実際に体験してみて、帰宅が遅くなったり、計画が狂ったりと迷惑を被ることもありました。

しかし、
今はマイナスではなくプラスの印象を持っています。　

というのも、今回のDBのストライキ関して、このストライキがなければ「職員数不足で今いる労働者に負担がかかっている」というDBの抱える問題には気づきもしませんでした。

ストライキには再交渉を会社側に要求するという目的だけでなく、

世の中に今の現状を知ってもらうという利点もある

と思いました。

世の中に知ってもらうことで、世の中の興味関心が高まります。すると、少しずつ世論が動き始めます。労働者だけでは変えれなかったことが、世論も巻き込むことで大きな声となり、少しずつ変えていける可能性が高まる。たしかにストライキは大勢へ迷惑をかけてしまう権利かもしれないけれど、この環境を変えたいという強い意志を持ち、行動に移すという行動力は素晴らしいと思いましたし、見習わないとと思いました🔥

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最後に　　

海外旅行などの際、もしかしたらタイミングよくストライキに出会してしまうかもしれません😳
その時には、

「なんだよー！こんな時に！」

と思う気持ちも分かりますが、

「自分たちの生活のために勇気を持って行動している人がいるんだな」

と寛容な心で背景を理解してあげられると良いですね😊



今回も貴重な時間のなかで、読んでいただき本当にありがとうございました🙇‍♂️

私のこの記事が、みなさんの
新たな行動を始めるきっかけ
新しい価値観・意見の発見
に繋がっていれば大変嬉しいです😊

この記事に対しての皆さんの意見があればぜひぜひコメントなどで伝えていただければ、私自身の成長にも繋がりますので、どしどしお待ちしております✨

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今日も皆さんの貴重な時間をありがとうございました！
また次回を楽しみにしていてください！

それでは！Tchüss👋