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インド旅行記④チェンナイに移動

 「インドに来たらお腹壊すでー!」と言われがちだが、そういった症状は今のところ全く出ておらず、すこぶる健康体(ちょっと喉がイガイガするかなくらい)の工藤さんインド4日目。

  この日はバンガロールからチェンナイに移動する日。その前の腹ごしらえに、パートナーさんリクエストで【Gowdara Mudde Mane】にいく。オーナーさんはカンナダ映画の警察官の役をしたこともある俳優さんだったらしく、映画のポスターがはられていた。海外からのお客さんにもとてもwelcomeで料理もこだわっていて何より懐がでかくかっこいい。お水は普通のお水ではなく、クミン、ミント、玉ねぎの皮、ジンジャーで煮出したお水(お茶みたいな色!)が出てきて、「消化吸収を促進してくれるんだよ」と教えてくれた。飲み物から違うぜGMM!
マトンパヤ(マトンの脚のスープ)、ボティ・カル・ゴッジュ(マトンの胃腸のカレー)、チャークナ・フライ(レバー、グドゥダ、ティリ、ディル、カプーラ、チキンレバーの混合)、チキン・ビリヤニ、アッキ・ロティ(米のロティ)を食す。パートナーさんは、またもや厨房を見学させてもらっていた。気のいいオーナーさんと、その息子さん?なのか、色々話してくれて、最後には飲み物もご馳走してくれた。

 本店を改装するので、隣の敷地に2日前に移動したところらしい。
食べきれないくらいの料理。
肉!肉!肉!
ホルモン!肉!
血が沢山蓄えられた
アッキロティ。薄くてパリパリ。
ホルモンのcurry肉が新鮮で美味かった

 満腹になったところで、空港へ移動。来た時は気づかなかったが、バンガロール空港はとても綺麗で、上にぶらさがっている飾りもモダンで素敵。「荷物もってきたやつ1回チェックするからスキャナーに通して!」って言われて通したが、画面をチェックしてる人がいなくてノーマークで通る。ほんとにそれで良いのか……Indian……? 
  チェンナイには、片道1時間もかからない。パートナーいわく、パイロットが「片道1時間もかからんし一瞬で着くから!窓からのすっばらしい景色を皆是非楽しんでな!」と、やけに長々と話していたらしい。(私は英語を聞き取る努力すらしていない)

なんかまるまる下のがぶら下がってる🏺
チリパウダーは武器になるから機内持ち込み禁止!
ココナッツも、もちろんダメ!!🥥

 チェンナイ到着。バンガロールよりも10度程暑い。むあっとした風、土の匂い、改めて、チェンナイに到着!!!
 ホテルまで電車に乗って移動する。日本人は周りを見渡しても私達だけである。車内はほぼ満員。「governmentstation(ガバメントステーション)」で降りるから。と言ってから、ずっと一生懸命携帯で記録を打っているパートナー。いつ降りるのか気が気でない私。「もうガバメントつくんちゃん?」と、聞くと、近くの家族に「ガバメントステーションは何個めの駅?」と聞いてくれた。「ガバメントステーション?あと5つ目よ」と、英語が話せるお姉ちゃんが教えてくれた。「OK、THANKS」記録に戻るパートナー。その会話を聞いていたのか、前にいたおじさんが「俺もガバメントステーションで降りるから一緒におりたら大丈夫」と、教えてくれる。そして、ガバメントステーションの1つ前の駅に着くと、「あなた、次の駅がガバメントステーションだよ!」と、違うお姉さんが教えてくれる。そして、ガバメントステーションに到着!!
「さぁ!今よ!降りて!」みたいな感じでみんなに背中を押されて無事ガバメントステーションで降りる。なんてこった、日本じゃ見られない光景に驚く。車内で携帯をいじっている人も少なく、おしゃべりしている人が多い。子供が泣いてても誰も気にしていない。むしろ「可愛いね〜みたいな感じで構っている」席が空きそうになったら、「あなた、次ここの席あくわよ」と、知らない人にも声をかける。なんというか、人と人との壁があまりなくて良いな。と感じた。

 チェンナイのホテルでパートナーさんがチェックインをしてくれた。……がしかし、ここでプチトラブル発生!!なんと、agodaで予約していた宿がキャンセルになっていた!!何故か、予約した時のメールアドレスが、agoda.𓏸𓏸のように変に変えられていて、連絡が繋がらなかったからキャンセルにした。との事……。完全にこちらに不備はなく、ホテルの人も「今日は他のところ泊まって貰わないとだけど、明日からの3日目間はグレードアップした所に泊まれるようにするから」と、優しく対応してくれた。パートナーさんが色々手続きしてくれて、いざ、本日の宿探し!数百メートル歩くと、看板の立派なホテルがあり、そこで1度聞いてみる。すると、「外国人は、なんか移民の手続きとかしないと行けないから泊められないんだよね。」と拒否されたらしい。しかし、パートナーさんは以前バンガロール住んでいた時の住民票を出して、「コロナで帰らないと行けなかったけど、住民票はインドにちゃんとあるねん、うんぬん」と交渉してくれたようで、無事今夜の寝床get!!いつもいつもありがとうございます。

 寝床も無事getしたところで、ご飯を食べに街を歩く。私達の滞在するところは、guesthouseがやたらと多いエリア。小さなstoreも色々ある。バンガロールの時は、エアビーで、ロシャンおじさんのお家の2階の部屋。みたいに、完全な住宅街に泊まっていたけど、今回は泊まる所と、storeと、なんか色々ごっちゃになっている場所に滞在する。道が狭い割に、店の前で立ち止まる人もいて、なんかこう……歩きにくい!!!バイクにはクラクションめちゃくちゃ鳴らされるし、もちろん犬も落ちてる。インド人のクラクションは「はいはい、通りまっせ〜」くらいのレベルですぐに鳴らすから、いちいちびっくりしては「鳴らさんでも通れるやろ」と、むかついてしまう。これに慣れるころに、日本に帰るんやろな……。
  晩御飯は、【NAIR MESS】でベジミールスを頼む。バナナの葉っぱの上に、米、サンバル、ナスのカレー、細長い豆のカレー、ダル、ピックルが載せられる。無くなったらわんこそばのように次々注がれ、ストップと言うまで止まらない。お昼に肉を食べていたから、ベジミールスの軽さがお粥のように身体にしみた。Fishcurryも追加でたのむ。

4種類のカレーと、ピックル、米
無限お変わり制度のミールス。
これで100ルピーー(200円)

  帰りみちに見つけた床屋でパートナーさんが髪の毛を切りたいと言う。もともと坊主だったのを、カミソリでスキンヘッドにして貰い(本人は、バリカンだと思ってたらカミソリ出てきて焦ったらしい)満足気である。頭を触ると、ぺったりと手に吸い付く。髪の毛は障害物から頭を守る役割もあるので、こんなに頭を剥き出しにするなんて危ないなと思った。是非帽子を被って頂きたい。

床屋の前にいた猫
チェンナイ沢山犬が落ちてる。
牛も沢山いる。

 チェンナイ1日目は、これにて終了。ミールスも食べれて大満足。明日も楽しみである

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