【書評】実力も運のうち 能力主義は正義か?を読んで考えてみた【休職者】

自分の人生で、キャリアをうまく作れなかった。作れなかったのは自分が悪いのだとずっと責めていた。

具体的には
食品会社(製造課)→製造課が合わず精神疾患になり退職
細菌会社→あいさつの声が小さいという理由でクビ
社内ベンチャー(化学)→前任者が蒸発。未経験から勉強するも、何も手につかず。
SE→コンサルに配置転換し休職。スキル身につかず。

という感じでグチャグチャなんです。
同じ会社で10年働いてる人や、会社は違うけど業種・業界は同じ人を見るとそれだけで「この人、すげー!!!」って思う。そして自分を責めてどんどん落ち込む。俺なにやってんだろう。

そんな自分を救いたいと思って読んだ本が、タイトルの本。
実力も運のうち 能力主義は正義か?


内容はアメリカでの話なので、1から10まですべてを鵜呑みにはできないが(アメリカでは学歴がモノを言うので金にものを言わせて有名大学に入れたがる…など。金を出せばボランティア経験なども積めるが、そうじゃない人には厳しい)、心は収まった。

すごく大きな才能を持つよりも、中程度の才能を持ち、運がいい人の資産が大きいとのこと。


最近は成功は才能よりも、運に依存するという研究結果も出ている。


これらのことから、「自分の人生うまくいかなかったのも運が悪かったのかな~」と思えるようになってきた。


精神科医の益田Drは「精神病が発症する人は、不運の連続の結果だ」という説明もしている。


じゃあどうすれば運がよくなるのか?
については、サンデル教授の本には書いてない。
成功率は変わらないので、より多くのチャレンジするしかない、ということらしい。


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