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グラスワインを20種以上用意する理由

お店を出して17年目です。現在6店舗あり、この豪徳寺のお店ではナチュール、日本ワイン、最近ではオレンジワインがよく出るお店になります。
今まで僕のお店はだいたい、すごいグラスワインがあります。
新橋では50種!と言い切ったこともあるし、それはそれは大変笑
でもすごい楽しいパンパン空くワインの音とリズムが。
1名で来ても楽しめるお店って何_?って考えると一つはカウンターです。テーブルに一人はちと寂しいって方も多いはず。キッチンを囲むカウンターは一番楽しくなきゃいけない。自然と会話が生まれ、躍動感がある。
お料理を見ながらいつかいつかと指をくわえて待ちたいもんだ。
そこにワインが付きものなんだけど、やっぱり一人じゃ1本飲めないし、ハウスワインだけじゃすぐ飽きちゃう。グラスワインの多さって優しさいっぱいの表現だと思っています。
いつでも待ってますって。あとはトライできるってのがいい。知らないワインをドンドン試せる。それがワインのいいところ。まずいワインなんて僕のお店にはないけど、趣味嗜好がある。だからビビれば安全パイしか飲めないのだが、グラスがあれば腹をくくって勝負できる笑
そんな意味でグラスを選ぶ勇気ってちょうどいいスリリング。リスクがそこまでないから。香りをかいで、口に含むときの感動とドキドキ。
それがボトルだけだと恐怖になっちゃったり。
でもグラスを飲むにしてもボトルをみたい!見せたい!ってのもある。
そんな対話も楽しいですよね。
だから100種類くらいあるボトルのうち、20種類以上はグラスでバンバン抜栓してます!
2階層のお店なので、その躍動感ってもっともっと伝えたいなーって思っていますが。2階のフロアでもそんな気分が楽しめるといいんだけど。
あ、そうそう、もう少しで酒屋の免許が下ります、そうするとここでワイン販売が出来るわけで。ワインショップとしてしっかり楽しめる「角打ち」とかも視野に入れます。住宅街で角打ちなんて最高じゃないですか!目をつぶって想像してみるとニヤニヤします。古民家で角打ちしながらテリーヌ楽しんじゃって・・・たまりません。
グラスワインが沢山ある店ってそんな人に寄り添った心が通う感じなんです。作り手もそう思っているはず。あれもこれも飲んでほしいはず。1日1本なんて言わないで、1日6杯!(だいたい1本)ってのもいいんじゃないですかね。楽しみがこうして6倍?お客様との対話も6倍以上!そんなことで、僕はグラスが沢山ある店にしたいのです!!!

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