ムック本「紙ものを愉しむ」を楽しんでみました
文具好きの間で熱心なファンが多い「紙もの」。
多彩な柄や質感が展開されており、デザインペーパーを始めとしたさまざまな文具雑貨が販売されています。
その人気は「紙博」と名を冠した文具イベントが開催されるほどです。
今回は2024年5月に宝島社から発売されたムック「紙ものを愉しむ。」で実際に楽しんでみた様子をお届けします。
ムック内容
冊子は各付録の説明と、紙もの好きな方へのインタビュー記事などが収録されています。
最大の魅力は何といっても、雑貨ブランド「merinomi」の紙コレクションが20枚封入されていることです。
個人的に、文具イベントでmerinomiの模様紙を購入したことがあります。
その際の購入金額は、A4・3枚セットで約600円でした。
本ムックの紙コレクションは、A4正寸より一回り小さい縦19cm×横28.6cm。
それでも上質紙10枚・トレーシングペーパー10枚のセットで2,000円ちょっとです。
控えめな彩度かつ、乙女心をくすぐるモチーフの数々は眺めているだけでまさに眼福。
そのままコレクションとして鑑賞するだけでも十分な価値があります。
しかし、紙ものの魅力は目で見て楽しむだけには留まりません。
今回は主にムックの付録を使い、紙とふれあってみました。
実際に楽しんでみました
①テンプレートでかわいい封筒が楽に作れる
本ムックには付録として、2種類のテンプレートがついています。
うち「封筒テンプレート」は、L版写真用袋・スクエア袋・ポチ袋の3種。
ネットで検索すると封筒やポチ袋の作り方が出てきますが、指定のサイズに定規で線を引くのはなかなか億劫なものです。
実際に作った際、1つに30分近くかかりました。
しかし、封筒テンプレートは紙の裏面に当てて周囲と折り目をなぞるだけ。
あとは切ってのり付けをすれば、誰でもかわいい封筒が楽に作れるのです。
また、ポチ袋のみ100均で売られているデザインペーパーでも作ることができます。
テンプレートはややはみ出ますが、のり付けの際は十分な面積が取れます。
封筒もデザインペーパーも、商品自体を買った後は余りがちです。
手間がかかる封筒づくりのハードルが下がり、手持ちのものを有効活用できるという点でも、封筒テンプレートはありそうでなかった嬉しい品です。
道具もはさみとのりがあれば十分なため、お子さまとも楽しめます。
②色々使える「かたちテンプレート」
もう1種のテンプレートは、さまざまなモチーフが用意された「かたちテンプレート」。
ハート・星・ふきだし・リボン・ロゼットなど、使える場面が多いものばかりです。
封筒づくりで余った紙や端紙を使って、色々試してみました。
アクセントとして、手帳の写真ログに切り出した紙を貼りました。
マーカーで塗ってあるひし形や三角もテンプレートで描いたものです。
うまく使えばもっと可愛いページになりそうです。
ハート型とロゼット型には、市販のシールを貼ってみました。
周りがクリアなタイプのシールは特に、紙の柄が生かせます。
ロゼット型は上部にパンチで穴を開け、リボンを通してみました。
誕生日のちょっとしたお祝いに、封筒とセットで作るのもおすすめです。
③システム手帳に挟んでみる
手軽に紙そのものを楽しむ方法のひとつとして、システム手帳用に穴を開けて挟んでみました。
お気に入りの模様が手帳の中にあるだけで、ちょっとした癒しになります。
厚紙に貼る、ラミネート加工をするなどしてインデックスにするのもよいです。
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システム手帳を使わない方は、手帳やノートの透明カバーに差し込んだり、中表紙に貼り付けたりしても模様が映えます。
おわりに
今回はムック本「紙ものを愉しむ。」で実際に楽しんだ様子をお届けしました。
絵柄や模様がかわいい紙ものを購入すると、もったいなくてなかなか使えない! としまい込んだままになることもしばしばです。
コレクション目的であれば、もちろんそういった楽しみ方で十分でしょう。
ですが持て余しているのでれば、本ムックの付録のように便利な品があると楽しみ方の幅が広がります。
また、付録以外に「みんなの紙もの活用術」記事も収録されています。
個人的におすすめなのが、文具王の高畑正幸さんの「紙くず日記」。
手帳のマンスリーに整然と並んだ紙のスクラップコレクションは必見です。
初心者から好きでたまらない方まで、紙ものを目や感触で愉しみ、遊び方のヒントがたくさん見つかるムック本です。
今後も手帳や文具の楽しみ方をお届けします。
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