販売戦略について
前回のまとめ
文学フリマとは
必要な物を調べた
印刷屋さんを決めた
部数と値段について考えた
情報収集してみた
文学フリマは、地方によって、規模によって、色々違いがあるようなのですが、東京は規模が大きく、いろんな人が来るようです。
混むこと、ブースの数も多いことから、事前に情報を収集して、お目当てのブースに来て買う人が多いらしい、とのこと。
情報収集、と一口に言っても、人によって手段は違います。
私はTwitter民なので最初はそちらで探しました。それからGoogleで検索かけて、公式さんを見て、noteなどのブログ記事を見て……って感じでした。
公式さん曰く、Webカタログにはきちんと登録してね、ということでした。
Webカタログ
公式ページから飛べる別サイトです。エントリー(出店申し込み)などもこちらから。
Webカタログは、開催日が近付くとその回のものが公開される感じみたいです。2024/10/2現在は福岡10のものが公開されています。
キーワード検索や絞り込み、ソートもできます。
「気になる」にチェックを入れておくと、自分がチェックしたサークルだけ見ることもできるので来場者さんにはとても便利なツールですね。
登録する内容
出店名:サークル名であったり、個人名であったり色々です
ジャンル:小説、評論、エッセイ、ノンフィクションなどなど。その中でさらに細分化されたりも。
ブースの場所:列名と番号で表記されます。例えば「B-16」とか「お-21」とか。あ、これが決まったら公開されるってことなのかな?
名前:出店名と同じ人もいるし、作者名だったりもするようです。複数書いてる人もいますね。サークル名と同じだったり違ったり。人それぞれなのかな。
SNS:TwitterやInstagramのアカウントも載せられるみたいです。
サイト:個人サイトとかブログとか、URLも載せられるみたいです。
紹介文:サークルの紹介だったり、書いている作品の紹介だったり。何文字いけるのかなあ。長すぎて途中で切れても嫌だし、気になります。
画像:売り物の書影を載せている人もいます。新刊は間に合うかどうかだけど、既刊なら載せられますね。
見本誌
売り物の本を実際に手に取ってめくってみられる見本誌。各自のブースにも置く人が多いようなのですが、作者の目の前で長時間立ち読みするのは気が引けるし、それで見て満足して買わない、なんてのもちょっとお行儀が悪い感じですね。
見本誌を事前に(当日の朝の準備時間に)運営さんへ提出しておくと、「見本誌一覧」みたいな感じでまとめて展示してくれるんだそうです。一堂に会しているのか。迫力すごそう(見たことない)。
東京だとブースの数もすごいし、見本誌もめちゃくちゃありそうだし、あんまり意味ないのかな? と思っていましたが、「気になったブースの見本誌を見に行って、良さそうならブースへ行って」という人もいるとのことで、やはりあった方がいいんだろうなと思い直しました。
SNS活用
文学フリマは文章を扱う人が圧倒的なので、SNSとしてはTwitterが相性良さそうですね。
Instagramでも書影を載せたり、グッズの写真を載せたりする人いるようです。私は画像を扱うセンスが全然ないので多分やらないかな。閲覧専用アカウントは持ってるけど。
Twitterは私もめちゃくちゃ活用します。
昔の投稿を探すこともあれば、リアルタイムの呟きをチェックすることもあるのでとても便利ですね。
一般来場者の方も、当日になって検索かけることが結構あるようなので、「出品してます」「ブース作りました」「開場しました」とかの実況中継は良さそうです。わ、忘れそう~……。
またフォロワーさんが見に来てくれたり、普段から交流がある人なんかはそれが売り上げにつながることもあるようですね。
私の場合は交流ってほぼしてないので(基本ソロプレイヤーなので)これは期待できそうにありません。
でも、普段から文学フリマ関連の呟きをしていたら、興味を持ってくれる人もいるかもしれないしね。期待せず、でもやれることはやるってことで、呟きは欠かさないようにしようと思っています。
要注意なのは、タグなどは公式のものを使うこと。
みんなが同じものを使う方が、より盛り上がるでしょうしね。「文フリ」と略すより「文学フリマ東京」と略さない+地名も入れた方が分かりやすいということでした。
リアルタイムで呟く場合は「文学フリマ東京40」「日時」「会場」「ブースの場所」「サークル名」など、情報をちゃんと入れるようにした方が良さそうですね。
それに関連して、「お品書き」を作る、という情報も得ました。
最初「お品書き」ってなんだろ、飲み屋のメニューとかみたいな? とちょっと分かりづらいなと思ったのですが、当日に持っていく(販売する)作品の名前とお値段を一枚の画像にまとめるものを指すようです。
なるほど、分かりやすくするのと、宣伝にも使えるってことですね。
内輪受けにならず、誰が見ても分かる、ということを心掛けて作りたいなと思いました。
ブログ
まさにこのnoteがそれですが、文学フリマについての記事を投稿しておく、というのは大事なのかもしれません。
Twitterより長い文章も読みやすいので、自分自身のこと、作品、文学フリマについて語っておくと、どなたかの目に留まることもあるかもしれません。
私もそうしたように「文学フリマ」で検索すると、noteの記事がたくさんヒットしました。タグつけたりマガジンでまとまってたり、探しやすいのはいいですね。
私はSo-netブログも使っているのですが、検索には引っかかりません。もう古いのかな。新しい、時代にあったサービスに皆さんの興味が移るのは当然だし、これも自然な流れですね。
「はてな」とか「note」とかが最近は主流なんですかね? 他にもあったら教えてください。勉強したいです。
投稿サイト
私の作品は小説なので、今や多くの人は投稿サイトで連載しているかと思います。
ファンタジー小説しかやっていないので、他ジャンルはすみません。
有名なのは「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」とかですかね。「Pixv」はイラストや漫画が多い印象ですが、小説もありますね。あと広範囲な感じの「エブリスタ」。
他に有名どころって何がありますか? ずっと界隈にいなかったので動向が分からん!
何しろ私が活動してた時代は個人サイト全盛期でして、投稿サイトはなく、あるのは検索サイトだったんですよ。自分のサイトを登録しておいて、見に来てもらうっていう形式。懐かしい(遠い目)。
そうだ、「魔法のiランド」は知ってる。こないだカクヨムに統合されるってニュース見ました。
しかし……ファンタジーというと「なろう系」という言葉が確立して久しいくらい、ライトノベルが浸透しましたねえ。ある程度、世界観が共通というか、それなりに前提が分かってる人向けに作られたキャラの立っている読みやすい作品が売れているのかなあと思います。
私の作品はどっちかというと本格派(と自分で言うのは面映ゆいのですが)で、恐らく児童文学になるのかなと思うのですが、マイナージャンルなのかもしれない。ファンタジーの中では。分からんけど。
なんかちょっと話がずれちゃいましたが。
作品を投稿しておくというのも、やっておくべきことなのかなと思ったりしました。
無料で全部読めるのに本を買うか? という疑問もあるけど、個人的にネットで長文は辛いと思うし、紙の本が絶対好き派なので、同じ人がいると思うんですよね。
本当は毎日更新して連載してるよ! ってした方がいいんだろうけど、既に完結してるし、細切れにして投稿予約とかしてって大変だし、そもそも巡回するの労力取られるので……やりません! もう一気に投稿しちゃって置いておく。読みたい人は読んでくだされスタイル。
疲れることはしない。苦手なことはしない。楽しくないことはしない。
それが趣味を楽しむコツですね。
まとめ
販売戦略というほど大袈裟なことではなかったかもしれませんが、事前にやっておこうと思うことを書いてみました。
次回は、フリーペーパーや無配本、ネームカードなどについて語りたいと思います。
この記事が参加している募集
私の活動を応援していただければ幸いです。いただいたサポートは作品作りに活かします!