見出し画像

すべての企画は作品理解からなので、という話

「へっぽこマーケターの日々」第49回(前回は3/26更新)。

金曜日といえば、コルクのファンコミュニティの分析定例である・ファンマネジメント定例の日だ。今回はその議論のプロセスを整理するためのnoteを書く。

***

3月から議論していた事例研究と並行して、コルク所属の新人作家の作品での実践(アウトプット)を交えていくこととなった。

事例研究は、前回の定例noteにある「研究の切り口」のブレスト結果(下記)で進める。

・コンテンツの広がり方(事象の観測)
・「コミュニケーション」のハードル=シェアおよびリアクションしにくさが生まれる背景
・シェアされるに至るまでに、発信側と受け手側でどんなアクションをお互い積み重ねているのか

詳しくは前回の定例のプロセスを記したnoteの結びを参照してほしい

並行して行う新人作家での実践では、まず、やじまけんじさんの新連載マンガ『コッペくん』4月より実行する予定だ。

まずは何よりもいろいろな企画や施策の大元となる作品理解というステップを踏む。なお、議論して満足しては意味がないので、議論の成果を4月からの作品の発信に生かすことになった。

作品理解とアウトプットのプロセス

今回の定例で踏んだプロセスは以下の通りだ

▼議論したこと(プロセス)
1. 感想のシェア
・ネーム案やYouTube、作家へのヒアリング内容を読んだ、各々の理解を共有

2. 作品の理解(どんな話かまとめる)
・1を通じて、作品の要素を言語化

3. この物語をどう語る?(自分の発信の土台づくり)
・Twitterで身近な人に勧めるならどんな風に話すか、各々考える

3を踏まえて、4月の告知開始でコルクのメンバーとして各々どうやって周囲をまきこむか考えていく。

次週は同じようにして、コルクの新人マンガ家・つのだふむさんの新連載『りさこのルール』について作品理解と各々の発信の切り口を考える。

***

毎回、自分のファシリテーションなのでうまく進められるかヒヤヒヤするが、メンバーがアクティブに意見を出してくれてどんどん話が進むことがありがたい。

しかしとにかくやるしかない。ミニマムなアクションと活発な議論の両刀で、いちコンテンツ愛好家だけでなく、ビジネスとしてスケールするように作家と作品をサポートしていきたい。

わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。