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Day4. 『はじめてのR』を写経する(統計プログラミング入門)

村井 潤一郎『はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入まで』の内容を1日30分間なぞって、統計プログラミング言語「R」を勉強することにした。

Day4. R Consoleにおける簡単な計算

つづきのつづきである。なんとまだ第2章だ。

Day.2でハマったことをなんとかやり過ごそうとしたが、読み進めるうちに、根本原因であるオブジェクトの命名についてわかったところで、Day.3は30分経ってしまった。

Day.4も引き続きオブジェクト名について学ぶ。そして今度こそ計算に入りたい。

オブジェクト名のその他のルール
・前回わかったこと:オブジェクト名は半角数字を先頭に使ってはいけない
・「・(なかぐろ)」が使えない
・大文字と小文字は別のものとして扱われる

試しに作ってみる

> 1番めの箱<-1+1
> 一番めの箱<-1+1

・つくったオブジェクトを一覧で表示するためにls(エルエス)コマンドを使う

> ls()
[1] "1番めの箱" "x"          "y"          "一番めの箱" "一番目の箱"

・「x」や「y」が登場してしまった。
「一番目の箱」が出てきたのはDay.3の作業の名残のはず。
→本来こうなるはずだった出力結果は下記

> ls()
[1] "1番めの箱" "一番めの箱" "一番目の箱"

どうしてこうなった…

引き算、掛け算、割り算をしてみる

> 5-3
[1] 2
> 4*5
[1] 20
> 9/6
[1] 1.5

・さすがにこれは問題なかった。

累乗の計算をしてみる

> 3^2
[1] 9
> 5^5
[1] 3125
> 4^(1/2)
[1] 2

・これもすんなり覚えられそう※「4ha^(1/2)」は4の平方根

平方根

> sqrt(9)
[1] 3

・「sqrt」は「square root」
・「sqrt()」の「()」はおなじみの関数の書き方

ここまでやってようやく第2章「2-2 簡単な計算」まで終えることができた。

まとめ

・「ls()」をたたいたときに出てきた、xとyが何かまだわかっていない(なにかの1次方程式?)

補足:書いてる人間について

このnoteでは、下記のバックグラウンドがあることと、あくまで写経をすることが目的のため、理解するプロセスである程度端折っていることがある。

●背景
・このnoteを書いている人間は、過去にUIデザインの仕事と並行してフロントのコーディングをHTML/CSSや(たまにjQuery)を扱っていた。
・挫折したがPHPやRuby on Railsなどでのweb開発にも挑戦したことがある。
・コマンドラインツールには過去にGitを利用する中でちょっと親しんでいた(wipという表現の便利さに目覚めた)。

補足:マーケターがRを学ぶ背景

分析担当として、EXCELで重回帰分析をするときに数多くの壁にぶつかったのだが、Rなら関数などで簡単に処理できるらしいのだ。

いったんの目標は、この本を一度すべてなぞった上で、重回帰分析のスクリプトが理解できるようになること。

そうすれば、これまでの少ないプログラミング学習経験に照らして、コピペで他の解析がちょっとできるようになると見込んでいる。

写経とは、読んで字のごとくお経を書き写すこと。
IT業界では「プログラミングコードを書き写す」ことを意味しており、効果的なプログラミング学習方法のひとつとして知られている。
(出典:プログラミング学習で写経を最大限に活かす方法)

参考

村井 潤一郎『はじめてのR: ごく初歩の操作から統計解析の導入まで

わたしをサポートしたつもりになって、自分を甘やかしてください。