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#1315 スルーするとヒドゥンカリキュラムを生む

教師は日々の忙しさにかまけて、子どもたちの悪態をスルーすることがある。

特によくスルーされがちなのが、「話の聞き方」である。

不適切な話の聞き方にもかかわらず、それを見過ごし、指導をしないということがある。

それをスルーしてしまうと、子どもたちに「そのままでよい」という暗黙のメッセージを送ることになる。

それがヒドゥンカリキュラムとなり、その悪態が誤学習されてしまう。

そして、気が付いたときには「時すでに遅し」となってしまう。

したがって、教師は「どうしてもここはゆずれない」という信念をもって、スルーせずに指導することが重要となる。

そうすれば、「このままではよくない」というメッセージを与えることができ、誤学習を防ぐことができる。

学級内における「スルーすることがヒドゥンカリキュラムを生む」事例は、他にもたくさんある。

ぜひとも、ヒドゥンカリキュラムを生まない学級経営に努めていきたい。

では。

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