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#1398 授業実践の要素をシンプル化する

私はこれまで、膨大な量の教育書を読んできている。

ここまで大量に読書をしていると、授業実践に活かそうなヒントがたくさん見つかる。

『学び合い』
協同学習
知識構成型ジグソー学習
学びの共同体
自由進度学習
イエナプラン
国際バカロレア教育
自己調整学習
探究的な学び
PBL
目標と学習と評価の一体化
OPPA
概念型カリキュラム
UDL
逆向き設計(バックワードデザイン)
独自学習と相互学習の往還
情報活用型PBL
教えて考えさせる授業
問題解決学習
責任の移行モデル
ファシリテーション
思考ツール
などなど・・・。

上記の他にも、学んだことはまだまだある。

このような1つ1つの要素を、授業実践に組み入れることはできない。

授業は45分間で1単位であり、単元というスパンで進む。

そのような限られた授業の中に、上記のような授業実践の要素を盛り込むことはできないのである。

そんなことをすれば、「一体どれを大切にすればよいのか」分からなくなる。

盛り合わせパフェ状態になってしまうのだ。

そうではない。

「自分がしたい実践」「目の前の子どもに合う実践」を絞り込む。

そして、自分の授業実践に活かせそうな要素を厳選するのである。

そうやって、大量に学んだことをシンプル化するのである。

そうしなければ、授業がパンク状態になってしまう。

「重視すること」はシンプルな方がよいのである。

現在の私は「逆向き設計」で単元を構想し、「OPPA」を活用したデジタルワークシートを活用し、1単位の授業は「自由進度学習」を意識している。

たまに、「目標と学習と評価の一体化」や「自己調整学習」も意識するようにしている。

このように、授業実践に活かす要素を絞り込むことが重要なのである。

「あれもこれも」は不可能であるし、本質的ではないのだ。

そしてこれからも、私の授業スタイルは変容し続けるだろう。

なぜなら、これからも「最適な授業実践」を模索し、読書を続けていくからだ。

ぜひとも、授業実践の要素をシンプル化することを意識していきたい。

では。



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