#322 単元の入口は狭く、出口は広く
単元の導入では、個別具体的な事例を取り扱うことが大切である。
漠然とし過ぎていると、子どもは何を学んでいくのか混乱する。
だから、単元の入口はできるだけ狭くするようにしたい。
そして単元の終末では、事例から離れ、抽象的な事象を扱う。
これは概念的知識に関するもので、汎用性がある。
汎用性があるので、別の事例や文脈でも活用することができる。
転移が可能なのである。
だから、単元の出口はできるだけ広くするようにしたい。
学びが終わった後でも、その概念的知識を別の場面で活用できるように末広がりにする。
単元づくりでは、この意識が必要である。
ぜひ活用していきたい。
では。
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