NHKフェス
先日、NHKホールでの公開イベント「超体験NHKフェスin Shibuya」に行ってきました。
4KのVR映像を体験してみたり、のど自慢の鐘を鳴らしてみたり、あるいは「ひるのいこい」(ラジオ第1、FM 午後0:15~0:30)の原稿を読んでみたり(これもTermae OMYの名前でやりました。)と、普段できない経験ができて面白かったですよ。
後は、NHKホールの舞台に上がるプログラムもあって、ステージから見る景色ってこうなんだ、という再発見もありました。
レジェンドアナウンサーに遭遇
そんな中、NHK元アナウンサー、三宅民夫さんにお会いするという、思いもかけない出来事がありました。(会ったと言っても会釈しただけですが。)
三宅さんは、「おはよう日本」「電子立国」「ニッポンのこれから」キャスター、「紅白歌合戦」総合司会等を務めた、言わずと知れたレジェンドアナウンサーです。今回、NHKホールロビー内に特設ラジオブースが設置されていて、そこで生放送をされていました。通常、公開生放送といえども、ブースと客席との間にはある程度の距離がありますが、今回はほぼ仕切りはなく、ブースの目の前で見る事ができました。
2025年3月放送100周年に向けての特番ではあるのですが、ラジオの近さを感じてもらうために、あえて仕切りを設けない粋な演出をされたのだと思います。クルマの中でラジオを聴く機会もありますが、リスナーにも参加している実感が湧くのが面白さの一つです。
NHKに期待する事 2024
楽しいNHKフェスでしたが、ここはnoteですのであえて厳しい意見も言います。会場内に「NHKに期待する事」を書き込んでボードに張り付けるコーナーがありました。私は「ニュースと報道を拡充して!」と書きました。
もちろん、私も普段NHKの質の高い番組を楽しんでおります。ただ公共放送である以上、報道をもっとしっかりやって欲しいのです。特に気になるのは、夜11時以降のニュースが極端に少なくなっている事です。「報ステ」や「News23」を観れば良いという問題ではないのです。NHKが深夜0時で停波していた時代でも、0時前後にニュースはやっていました。それが24時間放送の現在、緊急時以外深夜帯にニュースがないのは、報道機関として後退していないかな、という心配にもなります。報道、発信の自由と知る権利を維持していくには、報道枠を一定程度確保していく事は重要だと思います。
余談:生でチコちゃんを観た。
NHKのど自慢を模したイベントをホール内で公開していました。出場者が50組いて、本当にコンサートでした。そこにスペシャルゲストでチコちゃんが出ていました。放送博物館で着ぐるみを見た事はありますが、動いているチコちゃんを生で見るのは初めてです。
私もnoteで色々言いたい事書いていますが、ちゃんと気を引き締めて書かないと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」って叱られそうですね。