見出し画像

カムカム 大杉先生も登場!

連続テレビ小説「カムカムエブリバディ」が終了しました。最終週は現代になり、端折り過ぎていると思う事もありましたが、4月8日(金)本編最終回は神回でした。

大杉先生とマーシャ先生 まさかの共演。

"Welcome to NHK Radio English Conversation pregram. This is Masaaki Osugi and here with me is," "Marsha Crockwer."

「えっ❣❣❣」でした。これは実際の放送にはない設定です。大杉正明先生(清泉女子大学名誉教授)とマーシャ・クラッカワー先生(聖心女子大学教授)は、共にNHKラジオ「英会話」(現在の「ラジオ英会話」とは異なる)の講師を担当されていましたが、本放送での共演はありません。大杉先生は1987年4月から1998年3月まで、マーシャ先生は1998年4月から2002年3月まで講師をされていました。大杉先生はラジオでカムカムイングリッシュの監修もされていますし、マーシャ先生も英語講座出演歴は長く、さらにBSの国際ニュースのキャスターも務めていたりと、NHKにゆかりの深い方ですので、最後に粋な計らいをしてくれたのかなと思います。

2025年 未来への願い。

ドラマ最後のシーンは2025年。未来の設定です。ドラマ中も2022年のシーンでは出演者がみんなマスクをしていましたが、最終シーンの2025年は、マスクはありませんでした。「良かった」と思いましたね。これは、コロナ収束と共にマスク解除をして、自由な生活を願うメッセージだと思います。

これは、語学講座を通しての100年が大きなテーマでしたが、言語はコミュニケーション手段として今後も欠かせないのですよ。更に、語彙だけでなく表情も大切で、それは口元に大きく表れます。同じ内容の事を話しても、口元に出る表情の違いで、伝わる内容が全く違ってしまうのです。オンラインで世界中どこでもコミュニケーションが取れる事も大切ですが、いつまでも「マスクして、人と会わずにテレワーク」ばかりでいいんですか?という問題提起をドラマの最後に投げかけたと、私は受け止めています。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?