否定言葉を使いたくない人へ
「でも」という言葉を使わずに生きていきたい。
誰かと会話するときに、ついつい「でも」から話しはじめてしまうことがあります。
これは良くない口ぐせで、自己啓発本を読んでみると、「でも」とか「だって」が口癖の人間は、人生がうまくいくはずないとかまで書いてある始末です。
「人生がうまくいくはずがない」は言い過ぎちゃうかと思いつつ、確かに「でも」ってすぐに言ってくる人との会話は面白くないと納得。
そう思いながら、自分のことを振り返ってみると、ちょくちょく「でも」とか「いやー」とか言ってました。困りました。
今回は「でも」に代表される否定言葉を使わないという「ストイックなこと」にチャレンジするため、どんな「ゆるい方法」があるのかという「ゆるストイックな方法」について考えてみようと思います。
「でもーとつい口走ってしまう」
「使っちゃいけないことはわかってる。でも、使っちゃうんだもん。(ほら、この時点で使ってる)」
という方に読んでいただけると幸いです。
「でも」を二回使えばいいんじゃないか説
さて、実際に「でも」を使わないように何かできることはないかと考えたところ
別の言葉を口癖にしちゃう
「でも」って言いそうになったら「で」のところで、「デパ地下行きたいねー」に無理やり変換する
などのアイディアが浮かびましたが、どうもうまくいきそうにありません。
1の方法は、それができるなら苦労してないよって感じですし。何かを口癖にするまで努力するのはゆるいことではなく、ストイックなことなので、却下。
2の方法は、会話するたびに否定言葉を使うよりも友達を失いそうな気がします。また、会話のたびにデパ地下に行くことになったら、1ヶ月ももたずに破産しそうなので、却下。
デパ地下は、たまーにご褒美感覚で行って、買い物するから楽しいんですよね。
そんな時、突然あるアイディアが降って湧いてきました。(どっちなんでしょうか)
それが
「でも」って二回使ったら、「否定の否定」になるから「肯定」になるんじゃないか説です。
例えば、こんな会話を考えてみましょう。
A「この鹿の頭のオブジェ、めっちゃ格好いいから絶対インテリアとして買った方がいいよ」
B「でも、高いし、実用性ないよー」
という会話。
よくある会話ですよね。
Bさんは、せっかくAさんが親身になって勧めてくれた鹿の頭のオブジェの購入を「でも」という否定言葉でいきなり否定してしまっています。
これではAさんも立場がありませんし、Bさんに今後何かを勧めてあげようとか、インテリアの相談にのってあげようという気が失せてしまいますよね。
そこで、先ほどのアイディアを応用します。
B「でも、高いし、実用性ないよー。でも、格好いいから少しだけ検討してみるね。(結局買わないけどさ!!)」
( )の中は心の声です。
ほら!「でも」で始めた会話の中で、もう一度「でも」を使うと、Aさんの言葉を最終的には肯定することにつながって、Aさんは悪い気がしなくなるんです。
できるだけ使わないようにする中で・・・
「でも」を使わないというストイックな生き方ができれば問題ないですが、やっぱり「でも」ってついつい口走っちゃうことはあるんです。
そんな時、「でも」二回づかいによって、最終的に肯定にもっていくことにしようと思います。
もちろん、日々できるだけ使わないようにするというストイックなことに挑戦は、します。
「ただ、時々使っちゃうんだよなー」に対処するゆるーい方法がこの二回づかいというわけです。
これなら使ってしまっても、相手の気分をそこまで害することもないし、使ってしまった自分をそこまで責めることもなくなりそう。しかも、簡単でとってもゆるい。いい感じ。
というわけで
「でも」を使わないストイックなことに、組み合わせるゆるーい方法は
「でもって言ってしまったときは、二回づかいでなんとか肯定にもっていく」という方法に決定しました。
これで、デパ地下に行きすぎて破産してしまうこともなさそうです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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それでは〜
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