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楽天主義者になるべし

皆さんは楽天主義者と悲観主義者のどちらですか?

僕は生来の悲観主義者で、ある物事が起きるとなんでもネガティブにとらえてしまいます。

仕事でもこの性格は、大いに発揮されています。

そのおかげで、リスクを十分すぎるほど考えて仕事に取り掛かるので、ミスは少ないという恩恵はあります。

しかし一方で、”考えすぎてつかれる” ”気分が鬱々とする” ”いつもなんだか落ち着かない”といったデメリットもあります。

そこで今日は、楽天主義者と悲観主義者のどちらに人間は性質を持って行った方が良いのかを考えたいと思います。(もちろん単純にどっちか一方が良いとは言えませんが。。。。。)

で、僕の結論は「楽天主義者の方がよい!」です。

理由を挙げていきます。

①人間は悲観主義者の性質を持って生まれて来るから。

→人間は放っておくと、悪い方悪い方へ考える性質を生まれながらに持っていると思います。

これは、人間が動物だったころの性質が残っているからじゃないかと思うんです。

自分の生命を脅かす外的リスク(猛獣や毒等)に反応できないと、生き残れなかった僕らの祖先は、その危機察知能力を鍛え、そして子供に受け継がせていきました。

そしてよりリスクに機敏に反応できた個体が生き残っていき、その性質を強めていったんではないかと思います。

昔はそれで良かったかもしれませんが、そういった危険が少ない現代では、そこまで必要にならない能力です。

なので、現代人は意識してこの「危機察知レーダー」の働きを弱める必要があるのではないでしょうか。

②結局、自分にはどうにも出来ない外的要因が多いから

→自分で先に行動することでなんとかできるリスクって本当に限られていると思います。

なので、自分でどうにか出来ることだけ考えて「後はどうにでもな~れ。その時考えてなんとかしよ」というスタンスが大事なんじゃないでしょうか。

例えば、仕事で「この資料の作りで大丈夫かな?部長見づらくないかな?何か突っ込まれないかな?作りが甘いって怒られたらどうしよう?」と考えるとします。

けどこの心配の中で自分がどうにか出来るのって何もないんですよね。

相手がどう考えるかなんてのは、どんなにこちらが考えたって答えなんて出るわけありません。

結局「自分のベストを尽くして、あとは天に任せる。何とかなるさ

このくらいの考えで丁度いいのではないでしょうか。

以上2点の理由から、楽天主義者の方が良い!と僕は思っています。

フランスの哲学者で「幸福論」を書いたアランがこんなことを言っています。

悲観主義は気分だが、楽観主義は意思である。

ある種の強さが、楽観主義には必要なのかもしれません。

僕はその強さが欲しい。

そう思う今日この頃でした。






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